野性の証明 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
3.39
  • (12)
  • (26)
  • (40)
  • (7)
  • (4)
  • 本棚登録 :198
  • レビュー :26
  • Amazon.co.jp ・本 (524ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041753613

感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • ストーリーの奥深さに魅せられ、一気に最後まで読み進めてしまった。正直内容には支離滅裂な点も多く、正統派のミステリーとしては邪道である感は否めない。しかし、ショッキングな大量殺人の発生から始まり、市民から信頼されるべき警察をも巻き込んだ地方名士による市政の私物化、そして衝撃的かつダイナミックな結末に至るまでの過程が強烈なインパクトを読者に投げかける。奥深いミステリーの世界に心行くまで耽溺したいのであれば、文句なしに最適な一冊である。

  • 読みやすい。
    男臭い。
    救われない。
    長い。

  • ええと、これはもしや森村名人の若気の至りというヤツですか? 
    面白かったですし、若さゆえの勢いはすがすがしいですが、破綻箇所が数々見受けられるような……ミステリとして読まなければ許容されるのだろーか。
    デビュー作の『高層の死角』とかの方が緻密だったよーな。

  • 【No.128】読了。

  • 2013年8月24日読了。人里離れた寒村で発生した村民の大量殺人事件。唯一の生き残りである少女を引き取った男・味沢。地方を牛耳る一族との暗部に近づいていく中、岩手県警の粘りの捜査は続く・・・。「証明シリーズ」の2作目のサスペンス作品、私ははじめて読んだ。映画もヒットしたらしい。オープニングは最近起きた事件を思い起こさせられるが、物語の本筋には実はあまり関係がなかったという驚きのオチ。「寒村に潜む謎の病原体」「戦う保険屋」などの設定は後の作品にも大きな影響を与えたのだろうか?全体のストーリーとしてはまとまりがなく作者の興味が向くままに突っ走っている印象だが、それが漂う「熱気」のようなものになって現れている気もする。この頃の日本って、若い女性が夜に一人ではとても歩けないような殺伐とした時代だったのだな。

  • そりゃ無いよな結末。編集者が「でもなんか欲しいっすねえ」とでも言ったかのような、本当にとってつけた感じ。いいのかそれで?

  • 古本屋で購入したもののずいぶん放置していてようやく読みました。なんとなく後味が悪い…です。

    とりあえず警察が悪い。そして北野さんもなんだかもっとこう、ねえ…。被害が出る前に何とかならないのか?といらいらしながら読みました。結局味沢さんの人生ってなんだったんだろう?
    まあ簡単に解決できる問題ではなさそうですがそれにしても…もっとこう…ねえ…

  • 羽代市を支配する大場一族。
    その権威を守るためなら、殺しだってやっちゃうし、それを揉み消すことだって難しくない・・・って、怖すぎだろ~!

    ホントにこんなことってあるのかな?
    昔はあった?
    時代に関わらず、ココまではないにしても癒着とかは普通にあるんだろうけど。
    性犯罪にも泣き寝入りとかありえない・・・!

    圧倒的な権力に立ち向かう保険屋・味沢。
    それに、岩手のある山村で起こった大量虐殺事件の真相が絡まって、事態は混沌へ・・・。

    この終わり方はスゴイ!
    普通だったらこうなるだろうって展開にまったくなってないし、正直そっちに行くか!みたいな感想。
    他の「証明」シリーズも読んでみたくなりました。

  • 最後それでいいの?悔しいというか腑に落ちないというか・・・

  • 80040.168

    映画での感動がかなり大きかっただけに、原作の悲惨な決末には悲しくなった。

全26件中 1 - 10件を表示

野性の証明 (角川文庫)のその他の作品

森村誠一の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

野性の証明 (角川文庫)に関連する談話室の質問

ツイートする