三毛猫ホームズのフーガ (角川文庫 あ 6-221)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 358
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041879351

感想・レビュー・書評

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  • 今回の凶器は、どうして1つずれているのか?
    それはまるで、フーガのように・・・。

    相変わらずの、片山兄妹&名探偵ホームズの活躍。
    ホームズはどうしてこんなに偉いんだろうと、いつも読んでいて思います。
    今回のテーマは性犯罪。どうして世の中こんなに悪い男が多いのか・・・。

  • 三毛猫ホームズは、しばしばご都合主義で荒唐無稽な展開です。
    人物の描写が薄いのは、悲惨な事件を軽く読めるようにする工夫です。
    片山刑事をはじめとした登場人物の悲しみ、苦しみ、憎しみが伝わると、読み終わった後で泣いてしまわないようにという配慮です。

    三毛猫シリーズは、お気に入りの度合いで3種類に分類できます。

    1 ちょっと話題についていけないもの。
    2 筋書きが読めてしまって、3回読んだら4度目は読む気にならないもの。
    3 何度読んでも、また翌年は読んでしまうもの。

    フーガは、2に分類しています。

著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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