キオミ (角川文庫 う 12-1)

著者 :
  • KADOKAWA
3.08
  • (6)
  • (9)
  • (85)
  • (10)
  • (1)
本棚登録 : 241
感想 : 21
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043444014

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「夜の足音」だけ別の本で読んだのですが。心の奥底の表現の仕方が面白いと思います。女ゆえの欲、みたいな。
    この人のは好き嫌いがあると思うけど私はけっこう好きです。

  • 男と女の、愛と欲望の、どろどろした部分の、とてもリアルなお話。でも、読み終わったあとは何故かスッキリ☆
    男ってこんなもんよね。女って怖いよね。
    そんな感想しか出てこない…。

  • 内田さんらしいけど、小説としては可もなく不可もなく…?

  • 普通レベルの春菊です。

  • 中学生の時に読んだ。なんだか見ちゃいけない世界を覗いてる気がしてドギマギしたのを覚えてる。少し成長した今、読んでみようと思ったのはあの時を忘れたくないと思ったからかも。読んで感じる事や考える事はあの頃と全然違うけど。やっぱり少しずつ自分でも気付かない所でかわっていってるんだな。。。
    「あたしの欲しいもの」手に入れたいと思う。そう思うだけなら許されるのに実際手に入れると許されない。そこの境界線はどこなんだろう?イヤ、そもそも許す、許さない。とかないよ。自分で決める。そこには理性とかゆうものが働いてるのかも。そこを越える強さを持ってみたいな。とも思う。「バージン」やってる事は欲望むき出しの大人なのにナゼか純粋でキレイでカワイイ子供のように思えた。こんな二人が本当に自分の気持ち、周りの事、相手の事。。。見えてるんだと思った。きっと何もない。2人の間に不純物はなにもない。「キオミ」バカだよ!そんなのダメ!幸せになんてなれない。人を想えない人といても幸せになんてなれない。人を好きになる気持ちはすごく良いモノで暖かいけど、時にはやっかいで不幸で悲しいモノ。すべてを捨てて自分を傷つけて。そんなの恋じゃない。捨てるべきは恋。自分じゃない。

  • エッチだけどそれだけじゃないよ。いろいろ勉強になった。

  • 軽く官能小説ぽくて電車で読みづらかった… <br>
    「彼が泣いた夜」が面白かったので手にとってみたけど
    これはいまいち。
    この人に記されると性欲って、ちょっとコワイ。 <br>
    性欲を食すのもコワイ。 <br>
     <br>
    "夜の足音"がグロくて、今の自分には
    何故か読めなかった。 <br>

  • 収録作「夜の足音」が好き

  • どんなにすました大人の女だって、みんな同じようなこと考えてる。
    私だけが特別じゃないんだ!・・・ないハズ。。

全21件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1959年長崎県生まれ。漫画家、小説家、俳優、歌手。1984年に漫画家デビュー。1994年『私たちは繁殖している』『ファザーファッカー』でBunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。その他の作品に『南くんの恋人』『あなたも奔放な女と呼ばれよう』など。私生活では4人の子どもの母親(夫はいない)。

「2017年 『エッチなお仕事なぜいけないの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

内田春菊の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×