玩具修理者 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 4058
感想 : 445
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043470013

感想・レビュー・書評

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  • すっごい面白かった!!

    最後のオチが良いね!!
    てか、玩具修理者の話短ッ!!

    最初の語り手弟だったんか!ってなったよね
    そしてクトゥルフ神話に興味もった(*^^*)
    今度調べてみよう♪*゚

    タイムトラベルの話は凄い難しい話もあったけど
    奇妙すぎて面白かったし、最後のテコナにトリハダたった…怖っ( ̄▽ ̄;)

  • 妄想なのか現実なのかわからない、奇妙な話。
    難解な議論に読めば読むほど頭の中が混乱し、奇妙な世界に取り込まれる。
    『世にも奇妙な物語』みたいな話で好き。

  • 表題作の短編「玩具修理者」は、乙一どころではない、文字だけで語られる「世にも奇妙な物語」、マンガ・アニメ・ドラマ「岸辺露伴は動かない」も余裕でぶち抜くホラーの傑作。

  • 記録

  • 奇妙な恐ろしさを感じた。
    ニ作品とも話の噛み合わない怖さのような奇妙さがヒシヒシと感じられた。
    概念を覆されて、自分のいる今が本当に現在なのかわからなくなる錯覚に陥る。錯覚なのかも、もうわからない。


  • 初小林泰三作品。

    2篇収録。

    「玩具修理者」は弟を世話しなければならない女の子の背景が気になってつらくなりました。

    「酔歩する男」は読みながら私が乗り物酔いした。きっとそれが作者の策略に違いない(´Д` )

    二つとも落ちまで行くとハッとさせられてオロオロした。

  • 父の勧めで表題作のみ読了。短編ホラー。

    描写がグロくてつい読み飛ばすレベル。
    ラストがぞっとした。

  • 最初に読んだのはもう20年以上前だと思いますが、表題作よりも酔歩する男のインパクトすごかった。
    タイムトラベル…なのか?トラベルというような呑気な感じではない。
    本を読んだ後、頭がぐらぐらする感覚を味わったのは初めて。

  • 表題作は意外にもミステリ好きにも受けそうなホラー。個人的にはこちらが好み。「酔歩」の方は完全なるSFなのだが、ちゃんと怖がらせてくれるのがすごい。テーマがテーマなので、これは完全にはわからないのが正解だと思う。因果律という点では、最近読んだ『あなたの人生の物語』にも通じるものがある。おすすめできる一冊。

  • やはり面白い。酔歩する男が好き。、

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著者プロフィール

1962年京都府生まれ。大阪大学大学院修了。95年「玩具修理者」で第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞し、デビュー。98年「海を見る人」で第10回SFマガジン読者賞国内部門、2014年『アリス殺し』で啓文堂文芸書大賞受賞。その他、『大きな森の小さな密室』『密室・殺人』『肉食屋敷』『ウルトラマンF』『失われた過去と未来の犯罪』『人外サーカス』など著書多数。

「2023年 『人獣細工』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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