好きな作者だったので。
資産家の戯れなのか。
山の別荘で開かれる降霊会に招かれ、
いや金と力にものを言わせ集められたのは、
誘拐犯を父に持つメイドに至るまで過去に秘密を持つ者ばかり。
はたして霊媒師は「本物」なのか、
誘拐され戻っていない男の子はどうなったのか、
資産家のも目的は何なのか。
そして、殺人。
最初のあたりは、
名前がでてこないシェフが怪しいと思ったら、
やはり他の人物と関係があったか、とか
これが伏線なのか? これも手掛かりなのか?と
きりきり舞いしながら読んでいた。
途中から心霊要素が強くなってからは、
さらにちょっとついていけなくなる。
探偵役の主人公だと思っていたのに、
ちょっと衝撃的な結末だった。