- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043541010
感想・レビュー・書評
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とても後味の悪い話。
でも、もし現実になったら?と思うと恐ろしかった。
子供は、大人では考えられないような償い方をする。
取り返しがつくと思うのは、大人の分別でエゴ、
それは正しいことだけれど、
子供にとってはそうじゃないこともある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あらすじを見たときに「イジメがテーマなのかな?」と敬遠していてずっと読めてませんでした。
作者の文章は昔から上手いのでスラスラ読める。 -
中盤くらいで既読なのに気づいた。まぁ、その程度の記憶だとラストも思い出せないのでちょうど良かったが。
中2男子の心理としてこれも有りかという感じ。
20年前の作品だけど、現代のスマホ・SNS全盛の時代で逆にリアリティがましたように思える。
息子も今年で彼らと同じ中2になった。ここまで、大人びてないからよもやこんなことは無いと思うが、さて。 -
やっぱり自殺することはないんじゃないかなぁ…
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優秀だったはずの中学生の息子の自殺の真相を知るために奔走する父親。しかしその過程で出会った同級生達は次々と自殺する…。思春期を迎えて自我が発達してきた子供と親は如何に親子たりえるのか。貫井節にまたやられる。
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面白かったけれど、もう少し展開があるとよかった。やや意外性に欠けた。途中で先が読めた。
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なんというか…危うい中学生の性質を描こうとして、外したみたいな読了感。出てくる中学生たち言動が大人すぎて、いまいち入ってこなかった。
ショックを受けてオロオロするだけの担任、捜査してんだかしてないんだか分からない警察、予想出来るはずなのに、何度も危ない目にあう父親…余計な要素が話の邪魔をしてるなぁと感じた -
2017年2月26日読了。
2017年29冊目。