mumumojaさんの感想
2012年5月16日
人の中に巣食う囁き、その正体は。 大石圭作品の中では、少し薄めで少し異質。「飼育したい男」の弱い版、という感じで…でも、もっと奥深くを掘り下げて、という感じ。 誰もが一度は考えたコトがある「if」が描かれている。 考えこまない人用。 文章の表現による「怖い」は無いかな。 想像して、自分と重ね合わせることの「怖い」は人によって違うので、難しい。
天倉さんの感想
2009年8月4日
最後の方は面白かった
1961年、東京都出身。法政大学文学部卒業。93年、『履き忘れたもう片方の靴』で第30回文芸賞佳作を受賞し、デビュー。『アンダー・ユア・ベッド』『殺人勤務医』『絶望ブランコ』『愛されすぎた女』『裏アカ』など、著書多数。2019年には『殺人鬼を飼う女』『アンダー・ユア・ベッド』が立て続けに映画化され、話題に。 「2023年 『破滅へと続く道 右か、左か』 で使われていた紹介文から引用しています。」