万能鑑定士Qの事件簿III (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043836444

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  • 再読。「人は変われます。絶対に」

  • 西園寺 音楽家

  • 人気のあるブティックが、急に業績不振に陥る。特に思い当たる原因が見当たらず、万能鑑定士Qが対応する。

  • 今回は既視感ある音楽プロデューサー相手に謎解き。いつも何者に違和感があるのかと思っていたが、仕掛けがかなり大掛かりなわりに相手が小物感がある所。凛田莉子の知識の深さを伝える為に要らない小ネタを盛り込む所なのかなあと。話は面白いだけにこれが繰り返されると辟易する場面も

  • 一世を風靡した音楽プロデューサーの詐欺や業務妨害を暴くストーリー。西園寺の背景がもう少し描かれると良かった気もする。
    西園寺が企図したウィルス拡散もやや現実離れしているのではないか

  • 人気ファッションショップで、ある日突然、売り上げが落ちてしまう。いつも英語は赤点の女子高生が、東大入試レベルのヒアリング問題で満点を取る。この奇妙な事象をともに陰で操っていたのは、かつてミリオンセラーを連発した有名音楽プロデューサー・西園寺響だった。借金地獄に堕ちた彼は、音を利用した前代未聞の詐欺を繰り返していた。凛田莉子は鑑定眼と機知の限りを尽くして西園寺に挑む。書き下ろし「Qシリーズ」第3弾。
    (2010年)

  • 仕掛けのカラクリは、すぐわかったけれど事件の裏にある出来事がどういうことなのだろうと楽しみながら読んだ。

  • 何気なく聞いてるBGMにもからくりがあるんだと関心。
    人気ファッションブランドの売り上げを減少させたトリックの大胆さに驚きました。

  • 記録

  • 相変わらず話のスケールが大きすぎるQシリーズ第三弾。
    とはいえ、第二作の時点で既に規模の大きさに耐性ができているので、「なるほどこうきたかー」と受け入れられてしまう。
    個人的には感情論ではなく鋭い観察眼をもって対応する莉子に好感がもてるし、今作は一巻完結でまさに推理ものとして面白かったけど、もともとの莉子の感受性の高さやキャラ性が薄い話だった。
    今作も豆知識のような部分が多く、なんていうかタメになる。

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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