万能鑑定士Qの事件簿VIII (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043836499

感想・レビュー・書評

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  • 気軽に読めるのは良い。
    でも、すぐに忘れそう。

  • 12億円で「水不足の問題が解消」ができる。波照間島の議会はその技術を手にしようとする。疑念を感じた莉子は、その謎を解くために、故郷の仲間と三人で台湾へ飛ぶ。

    水不足の問題は世界共通の課題だと思う一方で、日本には無縁の話だと思っていました。しかし、離島では深刻な問題だと感じました。今回は台湾の話題も豊富でしたが、台湾で汽車と言えばバスのことなんですね。今回の謎解きのポイント。

    今回は、全体的に記者の小笠原さんの登場が少なかったと感じました。懐かしい登場人物の名前も出てきたし、実際に登場したし、楽しめました。

  • 舞台は台湾。
    最後の最後のオチが面白すぎて声出して笑っちゃいました。アンパンマン。
    内容としては、洗脳ってきっとこんな感じで起きちゃうんだろうなと思いました。相手のこと信じ切っちゃったら他の人がいう言葉が全然耳に入ってこない。

  • 2015.01.27.

  • 日本では、このマーク〒を郵便局で通用するが、外国では、このマーク〒は全く別の意味をもたらしている事を知りとても為になった。

  • 松岡先生見損なった。今まで楽しく万能鑑定士Qシリーズ読んできたのに、こんな形で裏切られるとは思わなかった。只々失望。もう読むのやめようかな…表紙の通り凜田先生がチャイナドレスを着るシーンがない!これは読者、ひいては表紙買いを行う潜在的な読者に対する重大な裏切りである!松岡先生は石打ち刑!というのはさておき、「〜さー」っていうのはザ沖縄弁って感じなのですが、多用するのは現地の方々からしたらどう見えるんだろうか?とってつけたような印象がなくもない。そしてコーラの人またライバル(イケメン)増えてしまったね。

  • 今度の舞台は台湾。
    地理感がそこそこあるので、それだけでも楽しい。台中駅、台北駅はじめ、訪れたところがいっぱい。
    大好きな西門、龍山寺の描写に、また行きたくなった。

  • このシリーズの中では好きな方。

  • 故郷、波照間島の危機とあって取り敢えず台湾に渡ってしまうなんて莉子の行動力が半端ない。
    さすがに冷静沈着に思考を働かせてきた莉子も今回ばかりは同級生と一緒という気の緩みもあってか、いつもの冷静さを保てなかったよう。ときおり垣間見える初心で純粋な面が可愛らしかった。

  • 莉子のかねてからの目的であった、地元波照間島の水問題。
    それにスポットが当たる。

    最初に一緒に行った教授、あれはいかんわ。

    以下、ネタバレ。

    あの教授はあまりにもあまりにもすぎて、犯人一味だろうとずっと思っていたらただの無能でした。
    常識に毛が生えたところを驚きのポイントにして、そこを際立たせるために馬鹿を配置するというのはちょっと…。

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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