- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043865017
感想・レビュー・書評
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霧笛荘の住人達の七偏の物語。悲しい話だが人間の暖かさを感じた作品。
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しょうゆ飲ませて毒はかせようとしたのってこれだっけかな。
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7つの連作短篇作品。霧笛荘なる旧いアパートに住まう不器用だけれど人情あふれる人達の物語。本当に人と人との触れあいが優しく描かれている素敵な本でした!大家のぱあさんが長生きする事を願ってます♪こーいうアパートなら暮らしてみたいかな。
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凄く浅田次郎らしい短編集だと思う。
町のモデルが横浜にしか思えなかったおかげで、頭の中で展開される映像や話の中に漂う雰囲気がかなりリアルに想像できた気がします。
所謂真っ当な道で生きてきた人達ではないけれど、だからこその優しさってあるよな、と思いました。
しをんさんの「まほろ~」に通じるものがあるなってのが個人的感想かも。 -
人間の優しさについて考えさせられる。感動した。
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霧笛荘にすむ人々の決して幸せとは言えなそうな
色々な人生。
それを幸せと結論してしまう語り口。
そしてそれを幸せと思わせてしまう語り口。
これこそ文学かもしれない。
なぞめいていて面白いのだが、なぜか後味が軽い。 -
キャスティングを考えながら読むと面白いよ
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近年の浅田先生の短編集の中では抜群に良かった。特に第三話の「朝日の当たる部屋」。“分かってるのにどうしようもない”切なさに思わず涙がこぼれてしまいました。本当に稀代のストーリーテラーだと思います、浅田次郎という人は。
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なんか物足りない。浅田次郎にしては涙腺パンチが足りないというか…