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- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044006549
作品紹介・あらすじ
超少子高齢化がすすみ、新奇なモラルや価値観がひろがるデジタル社会。そんな文明の十字路に、突如として得体の知れない新型コロナの禍が襲ってきた。
私たちはどこへ向かうのか。いま見直すべき「日本」とは何なのか。
谷崎潤一郎、正岡子規、柳田國男、西田幾多郎、鈴木大拙からハイデガー、レヴィ=ストロース、カズオ・イシグロ等まで、先達の思想と足跡に解決の糸口をさぐる。
生き恥をさらすか、晩節を汚すか――日本を代表する宗教研究者が、みずからの心身に向き合いつつ、「その時」へと向かう日々のなかで綴る、円熟のエッセイ。絶筆さえ予感させる驚きをもって結ばれた好評新聞連載、待望の書籍化!
感想・レビュー・書評
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新聞連載のエッセイなので読みやすかった。
このコロナ禍で、自分にとって今までで一番「病」「死」が近くにあるような気がしているので、そのことを考えながら読んだ。 -
仕事用読書。
御年90歳の宗教学者によるエッセイ集である。「生老病死」とあるが、実際には死や死生観について書いた文章の占めるウェートが高い。また、死を巡る考察に卓見が多い。
自らの望む死の形についても、飄々と語られる。
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<書評>生老病死:北海道新聞 どうしん電子版
https://www....
<書評>生老病死:北海道新聞 どうしん電子版
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/573827?rct=s_books