生老病死

著者 :
  • KADOKAWA
2.75
  • (0)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 42
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044006549

作品紹介・あらすじ

超少子高齢化がすすみ、新奇なモラルや価値観がひろがるデジタル社会。そんな文明の十字路に、突如として得体の知れない新型コロナの禍が襲ってきた。
私たちはどこへ向かうのか。いま見直すべき「日本」とは何なのか。
谷崎潤一郎、正岡子規、柳田國男、西田幾多郎、鈴木大拙からハイデガー、レヴィ=ストロース、カズオ・イシグロ等まで、先達の思想と足跡に解決の糸口をさぐる。
生き恥をさらすか、晩節を汚すか――日本を代表する宗教研究者が、みずからの心身に向き合いつつ、「その時」へと向かう日々のなかで綴る、円熟のエッセイ。絶筆さえ予感させる驚きをもって結ばれた好評新聞連載、待望の書籍化!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ◆「いのち」のリズムを聞く[評]若松英輔(批評家・随筆家)
    生老病死 山折哲雄著:東京新聞 TOKYO Web
    https://www.tokyo-np.co.jp/article/114346?rct=shohyo

    生老病死 山折 哲雄:一般書 | KADOKAWA
    https://www.kadokawa.co.jp/product/322012000838/

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「いのちのリズム」聞き忘れる現代人 [評]若松英輔(批評家、随筆家)
      <書評>生老病死:北海道新聞 どうしん電子版
      https://www....
      「いのちのリズム」聞き忘れる現代人 [評]若松英輔(批評家、随筆家)
      <書評>生老病死:北海道新聞 どうしん電子版
      https://www.hokkaido-np.co.jp/article/573827?rct=s_books
      2021/08/03
  • 新聞連載のエッセイなので読みやすかった。
    このコロナ禍で、自分にとって今までで一番「病」「死」が近くにあるような気がしているので、そのことを考えながら読んだ。

  •  生老病死、私の期待とは違った感じのエッセイ集でした。山折哲雄「生老病死」、2021.5発行。

  • 仕事用読書。

    御年90歳の宗教学者によるエッセイ集である。「生老病死」とあるが、実際には死や死生観について書いた文章の占めるウェートが高い。また、死を巡る考察に卓見が多い。

    自らの望む死の形についても、飄々と語られる。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

山折 哲雄(やまおり・てつお)
昭和6年サンフランシスコ生まれ。父は浄土真宗の海外布教使。震災の被災地岩手県花巻市で少年時代を送る。東北大学印度哲学科卒業。同大助教授を経て国立歴史民俗博物館教授、国際日本文化研究センター所長などを歴任。むずかしいテーマを分かりやすく、かつ独得な視点から論じて読者を飽かさないユニークな宗教学者。専門の宗教学、思想史のほか、西行などの文学的テーマから美空ひばりまで、その関心とフィールドの広さは定評がある。『人間蓮如』『悪と往生』『ブッダは、なぜ子を捨てたか』『親鸞の浄土』など、著書は100冊を越える。

「2022年 『日本人の心と祈り 山折哲雄講演選集 CD版 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山折哲雄の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×