せつなの夜に触れる花 (角川ルビー文庫 83-26)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年11月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044468262
作品紹介・あらすじ
幼い頃、危ないところを江上に助けられた教師の大貫京。そのせいで彼の人生を変えてしまったと知った京は、江上に謝罪したい一心で彼を捜し、ようやくアークティックブルーという店で働く江上の情報を得る。ところが、数年ぶりに再会した江上に京は高鳴る胸を抑えられず、慣れない酒をあおって倒れてしまう。それをきっかけに江上と距離が縮まるものの、思いを告げられずにいたある日、京は思いがけない事件に巻き込まれてしまい…!?『ブルーサウンド』シリーズ最新作。
感想・レビュー・書評
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江上さん(バーテンダー)×京(教師)の年の差CP。
江上さんの過去が明らかになる。
私好みの攻めでたまらない。
こういう人にはこれくらい押しの強い誘い受けじゃないと駄目なんだろうなあ、と思いつつ、好きかと言われると…うーん?
話としては面白いから好きかなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すごい力技の誘い受にとまどいつつ・・・これは、結構好きでした。
なんていうか・・・今後があるなら、そちらも読みたいと思わせる作品です。
大人な恋というより、子供だった少年が、大人になって、憧れていたお兄さんを襲いにいきます(笑)。
年の差CP。バーテンダー×教師です。
ブルーサウンドシリーズ
1.「目を閉じればいつかの海」
2.「手を伸ばせばはるかな海」
3.「耳をすませばかすかな海」
4.「振り返ればかなたの海」
5.「しじまの夜に浮かぶ月」
6.「ただ青くひかる音」
7.「波光より、はるか」
8.「せつなの夜に触れる花」 -
脇にいたのにめちゃめちゃ気になる存在だった江上さんが真ん中に来ましたよ~、若返って!wwww ←意外なルビーさんコードを知ってしまって「へぇぇぇ」とw(いーじゃんオッサンでもw)
麻布店はオトナな雰囲気なので『青春☆万歳!甘酸っぱくキュンキュン♪』ってストーリーではないので逆にじれったく苦しかったりしてw
この後ものすごい濃いオトナな愛が繰り広げられちゃうのかしら?なんて妄想w -
『幼い頃、危ないところを江上に助けられた教師の大貫京。そのせいで彼の人生を変えてしまったと知った京は、江上に謝罪したい一心で彼を捜し、ようやくアークティックブルーという店で働く江上の情報を得る。ところが、数年ぶりに再会した江上に京は高鳴る胸を抑えられず、慣れない酒をあおって倒れてしまう。それをきっかけに江上と距離が縮まるものの、思いを告げられずにいたある日、京は思いがけない事件に巻き込まれてしまい…!?『ブルーサウンド』シリーズ最新作。』
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『目を閉じればいつかの海』
『手を伸ばせばはるかな海』
『耳をすませばかすかな海』CD保有
『振り返ればかなたの海』
『しじまの夜に浮かぶ月』
⇒『せつなの夜に触れる花』
<短編集>
『ただ青く光る音』
<番外編>
『波光より、はるか』 -
過去に自分を助けたことで傷つけてしまった男を捜す小学校教諭の話。
探偵を使ってようやく見つけ出した江上はバーテンダーになっていた。
名乗って、アノ頃のことを謝りたい。そう思うのにどうしても告げられないまま、みっともないところばかり見せて、助けてもらってばかりで。ようやく決意して謝り、告白したが相手にされなくて・・・。
シリーズ中で今まで読んだ中では一番・・・もう一歩。な感じだったけど、とゆーか、胸キュンポイントが少なかったんだけど、江上に必死に告白したところあたりから面白かったかな。それまでが展開しなさすぎてジリジリしたかも。 -
ブルサウシリーズ8作目、西麻布編。
今回は謎多きバーテンだった江上さんにスポットが当たっているんですが……なんだかな、年齢に違和感www絶対40代じゃないとダメだろこれwwと思いながら読んでいた。まぁ、勝手に脳内では40代の設定にしていましたが。
後書きで書いてらっしゃってなるほど、と思いました。ルビーでは40代のおっさんはダメですか。そうですか;
そこがひたすら残念でしたね。 -
筆力がすごい。話に引き込まれて最後までぐいぐい読んでしまった。話の構成、キャラを立たせるエピソード、心情描写、萌えツボを的確に押さえた会話、いつもながら読みごたえがあった。けれど大貫京の"育ちが良くて世慣れてないお人好し、やや天然"というキャラと、小学校教諭28才という設定に若干違和感。「あなたが好きなんです!」という執着と純情のチカラワザで押しきった京だけれど、もう少し計算高く迫ってくれたら萌え倍ドンだったと思います…
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すごく良かったです。このシリーズ大好きなんですけど、一番渋い攻め登場でしたね。江上はとっても気に入りました♪ちょっと行動言動がむかつく所もある受なんですが、不思議と嫌いになれなかったのは崎谷さんの技ですね♪崎谷さんもおっしゃてましたけどまさに!力技でしたね♪