- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044498030
感想・レビュー・書評
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今回は預言者と呼ばれていた人物の遺体が腐らないという「奇跡」を調査しにいく話です。
一巻目は平賀神父が中心で、ロベルトは割とただの同行人みたいでしたが今回はロベルトに割と重点がおかれていました。
個人的には一巻目よりも面白かったです。
キャラクターが好きなので、むちゃくちゃ面白い!というわけではなくても、この小説はわりと癖になります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
念願のロベルト大活躍!
しかし過去出すの早くない?!
平賀の過去が前作一部明らかになってるんだからロベルトだって明らかになってもいい・・・のか?
もしかして3作でこのシリーズは終わるとか?!
だったら頷ける。
おまけに次に繋がる終わり方で・・・これは3巻が気になる・・・!
前作と違い今回はロベルトの古書解読という観点から事件の謎に迫る。
私は正直前作読んだ時点で、古書解読という分野では事件解決に至れないから、あくまでロベルトは”サポートの人”なんだと思っていた。
ところがどっこい、今回の事件解決は平賀じゃ無理だった!
若干事件の設定に『ロベルトじゃないと!』といった、都合のいい配剤が揃い過ぎているけど;
前作よりは少ないものの、相変わらずこの本から出される知識量には驚かされるばかりだ。
しかし・・・なんだろう?
回を増すごとに腐女子をはめようとする罠が感じられる・・・;; -
ロ………ロベルト…………………!
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2011/03/13購入
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二冊目の方が面白かった。予想外の真相。次に続く終わり方なので、読もうかなあ。
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平賀とロベルトのキャラ萌え小説な気がしてならない。
面白いけど。藤木さんの小説のキャラクターはイケメンであると言う説明が多いから腐女子人気が高そう。
シリーズ二作目でやっと敵キャラっぽい人が出て来て、シリーズモノとして動き出した感があります。
次作以降に期待。(2011/3/5読了) -
バチカンの『奇跡調査官』科学者の平賀と、古文書・暗号解読のエキスパートのロベルトに与えられた今回の調査は“腐らないない死体”ー
死後一年半を経過しても腐らないという死体は、生前に数々の事故・事件の預言を中てていた神父のもので、調査の為にアフリカへ飛んだ2人だが…
現地に着いて早々、土着の呪術的儀式により女性が殺害された現場に遭遇し、さらに亡き預言者がロベルトの死を預言していたと知りー
不穏な空気の中、呪術による生贄と思われる殺人が続き、悪夢にうなされるロベルト。
腐敗しない死体の謎は?
預言者が聖人である証なのか?
預言は現実となるのか?
前作より面白かった!
(言い方が悪いけど)未開の地というイメージと呪術が不気味な雰囲気を醸し出していて。
でもやっぱりホラー感は薄いかな‐
前作では平賀の家族(病気の弟がいる)が出てきたけど、今作ではロベルトの家庭環境が関わってきてます。
それこそ“物語”て展開だったけれどそれがいい!
かえってガチガチの信仰者のほうが遠く感じるから、ロベルトくらいのスタンスの方が身近な感じだよね‐と思ったり。
次で一応、シリーズ完結なのね…今回の因縁に決着つくのかな。
血筋・特権で逃れてしまわず、まして死以外の収まりどころはあるんだろうか?
気になるヮ-