外資系エリートのシンプルな伝え方

著者 :
  • KADOKAWA/中経出版
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046010711

感想・レビュー・書評

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  • 伝え方や、人との会話が上手い人というのは、仕事においてもプライベートにおいても、得をするだろうなと感じた。こちらから相手に話をしたり、伝達する際のテクニックだけでなく、聞き手として、こうあるとよいという姿勢についても書いてくれている。

    おもしろかった点は、下記。

    ①不得意分野を普通レベルに引き上げるよりも、得意技を磨く方が優先度が高い
    得意技が一流なら、不得意分野の存在は「大した問題じゃない」と思ってもらえる。

    ②自分が話をする相手の、先にいる存在(決裁者)をイメージして話す
    相手が決裁者にどのように伝えるか、そのときに誤解を与えることはないか、注意して、話す内容を考える。

    ③反対意見をもらったときは、とりあえず一度「どうしてそう思うのですか?」と質問する
    場合によっては相手が考えを改めることもあるし、こちらが賛同できるところもあると気づくことができる。結局意見が食い違ったままでも、そこには「意見が違う」という事実しか残らず、ギスギスしない。

    ③質問をするときの言葉と情報は多めで
    YES・NOで答えられる質問は、すぐに会話が終わってしまう。よって情報を引き出せず、それ以上、会話や提案の糸口を見つけることができなくなってしまう。質問の内容を工夫しよう。

    ④一人一人との会話を大事にする
    日々の会話の手を抜かず、訓練を積んでいけば、言葉や会話の質は必ず向上する。

  • チャットで、相手から奪う時間をより短くするために、会話の終わりに「ではでは」をつけると良い、とあった。

    私は会話の終わりに、"」"をつけてます。
    自分の時間も短縮させられます。いかがでしょうか?
    (メールでも、"以上"の代わりに"」"を使うことがあります)

  • コミニュケーションの向上について、様々な観点から述べている作品である。特筆すべきは、実際の数値データ、具体例を述べつつ簡潔にコミニュケーションを向上させる方法が記載されているため、定性的な要素が少なく、読んでいる側として理解しやすい良書である。

    コミニュケーションに悩んでいる問わず、ビジネスマンとしてレベルアップを考えるのであれば一読することをお勧めする。

  • 2018/11/14-21読了

  • なかなか

  • 為になった。
    わかりやすいメールの工夫など気をつけてやっていたこともあり、確認が出来た。

  • 【この本が有効と思われる対象】
    「正しく伝えているつもりだが、誤解を生んで伝わってしまうな、
     なぜだろう。。。」という人

    【内容】
    どのように伝えるのが良いかという内容。
    タイトルを見ると、シンプルな伝え方とその有効性を中心に記載あるように見えるが、
    シンプルであることの内容は一部で、伝え方全般にまたがったものになっている


    【面白かった点】
    シンプルなことは重要だが、
    多少言い回しが長くなろうとも、否定文をやめることが効果的だ、という点

    【この本を読んでのアクション】
    否定形の文章を入力した、もしくはしたい際、肯定文の文章に変換して記載する

  • メール、プレゼンなどで、相手を「動かす」ためのコツをまとめたもの。

    一つ一つは当たり前の事に見えるが、徹底することは難しい。読み手を考えないダラダラメールや、自分の都合ばかりを書き連ねるメールなどなど、反省させられる。

    「チャットの活用」は目新しい。仕事でチャット?と思ったが、Lyncは活用してみたい。

  • 日程調整の時に、AM,PMとつける。
    事実と意見を分けて報告。
    来てもらえないと失敗するのでではなく、あと一歩で成功しそうなので来てほしいと上司にお願いする。
    発言したさそうな人の方を向く。
    ディズニーでは否定語を使わない。分かりません→聞いてきます。
    アジェンダと今日決めたいぞリストなどと表現し笑いをとる。

  • 会話、メールからプレゼンまで。今すぐ始められる技術や心構え。実体験に基づく提言は説得力がある。コミュニケーションの達人なだけに文章もわかりやすい。

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著者プロフィール

澤 円(さわ・まどか)
株式会社圓窓代表取締役。立教大学経済学部卒業後、生命保険会社のIT子会社を経て1997年にマイクロソフト(現日本マイクロソフト)に入社。情報コンサルタント、プリセールスSE、競合対策専門営業チームマネージャー、クラウドプラットフォーム営業本部長などを歴任し、2011年にマイクロソフトテクノロジーセンターセンター長に就任。業務執行役員を経て、2020年に退社。2006年には、世界中のマイクロソフト社員のなかで卓越した社員にのみビル・ゲイツ氏が授与する「Chairman's Award」受賞した。現在は、自身の法人の代表を務めながら、琉球大学客員教授、武蔵野大学客員教員の他にも、スタートアップ企業の顧問やNPOのメンター、またはセミナー・講演活動を行うなど幅広く活躍中。

「2021年 『「疑う」からはじめる。 これからの時代を生き抜く思考・行動の源泉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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