- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046014498
感想・レビュー・書評
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自分にとっては難しかったです。
まとめてあるのですが、まとまり過ぎてそもそもの説明が仕切れてない感じがします。
読み手が上級者で、哲学史の概要がまとめられた本として使用するか、もしくは、初心者が深掘りしたい哲学者を探す本としてなら良いかもです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
哲学初心者にも分かりやすい平易な言葉で、日常生活での例をひきながら、図も用いて解説する、という趣旨は良いのだが、例から結論へ結びつけ辛い、肝心の図が分かり辛い気がした。
哲学について全くの初心者ではなく、ある程度概要を掴んだ人が読むには理解が早いのかもしれない。 -
タイトルのとおり哲学を幅広くさーっと学べるという趣旨の一冊。とはいえ1テーマに約2ページは簡略化しすぎだった。読んでも全然掴めなかった。
逆に、「哲学を理解するには時間をかけてウーンと悩みながら本を読み進めていくことがやっぱり必要」ということを理解させてくれる意味では良書かもしれない。まあ、当然著者の意図はそうではないのだけども。 -
これから正義の話をしよう、を読んで哲学の話に興味を持って読んで見たけど、これは難しい。まず、簡単に書いてくれているはずの図表が全くわからないし、本文もわからない。哲学はざっと学べるものではないこと、紀元前から始まる偉人たちの知識の積み上げであることは理解できた。次は大枠を学ぶよりも、なぜ始まったばかりのものを伝統とする錯覚があるのか、死刑制度について色々な考え方があるかなど、わかりやすい題材から入って考え方を教えてくれる本を読んで見たい。
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S図書館
浅く広くの内容 -
ページ、人物同士のつながりや本全体としてのストーリーが薄く、覚えにくい。
無理矢理1人1ページに詰め込んでいるので、抽象的な話が多く親しみがもてない。
漠然と哲学面白そうと思っていたけれど、哲学的な問い自体が面白いのではなく、身近な問いを突き詰めて考えていく過程が面白くてその結果として先人たちが提唱した問いにたどり着くのだろう、とこの本を読んでいて感じた。
身近な問いから始まることなくいきなり抽象的な問いから始められても、イキナリ何言っとんねん、そんなん考えて人生楽しいんか?と思ってしまう。 -
哲学の意義は世界の全体とその中での自分の位置を明らかにすること。
アリストテレスは人間の成長には以下の四つの要因があると言った。目的因、質料因、作用因、形相因(みんながみんな持っているもの)
デカルトは懐疑を通して、絶対確実なものを探した。
パスカルにとって、人間は神と動物の中間的存在である。
スピノザは神が自分の行動などを決定しているという神学的決定論に立った。
ライプニッツのモナドいう関連性の観点。
ロックによれば知識という概念は近くを通してのみ得ることができる。
対象が我らの認識に先立つ、一つという悟性的概念がある。アプリオリ。
同名のものは本質を共有するという本質主義。
東洋においては輪廻の考えが中心とあり、一切皆苦から抜け出すために涅槃の境地に入ることが目指された。
ニーチェによれば身体は精神よりもかしこい。
デカルトに練り主観、客観の図式で哲学が仕切られた。
哲学を理解することは、時に自分にとって不快であるものを受け入れることになり、自分を広げる好機になる。
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くー 読みにくい。 各項目見開きで説明と図になっていて、単元に対する解説の量が少なくて入って来なかった…
ただ、項目を眺めながらざっくりと用語知識を得るのはできるかも。前提知識のある人が、おさらいで記憶を補足みたいな使い方なら良いのかもしれない。
デカルトの項で、例として挙げられている、「今自分は考えていると思っているが、それは夢かもしれない」と疑うことは可能であることから、「私は考える、ゆえにわたしは存在する」という解説はためになった。