どの教科書にも書かれていない 日本人のための世界史

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046018991

感想・レビュー・書評

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  • チコちゃんのナレーション風に言えば「モンゴル帝国が国家の始まりである国の、なんと多いことかーー」という史観が得られる本。

    まぁ、国家の成り立ちが古い、あるいは国家の歴史が長いから偉い、というものでもなんでも無いけどね。少なくとも人々はそこを見ながら住む場所を選んでるわけではない。中国人と日本人は歴史の長さを誇る人、多いけどね。

  • 教科書で習った世界史とは違う視点で予想以上に興味深く読めました。
    海外 特にヨーロッパに行くと イスラムやアジア の面影?などが感じられる理由が少し分かったように思います。

  • 世界が変化するものであり、その変化の歴史を語るものが、歴史である そう、歴史というものは、そもそも不公平なものなのです。書く材料がたくさん残っている文明は、教科書の中でたくさんの分量がもらえ、古く文字資料のない地域は、考古学の発掘成果などを使って埋める外ないのです
    またレボルーションは、もともと回転や周期という意味で、横に転がって元に戻る事を指し、その主体は人間です。ところがシナの革命は天が命を革めるのであって、主語は天です

著者プロフィール

1952年和歌山県生まれ。京都大学文学部卒、大阪大学大学院博士課程修了。博士(学術)。東京外国語大学・常磐大学・国士舘大学・東京大学などの非常勤講師を歴任。最近は、ケーブルテレビやインターネット動画で、モンゴル史、中国史、韓国史、日本近現代史等の講義をしている。
著書に『モンゴルの歴史』(刀水書房)、『最後の遊牧帝国』(講談社)、『世界史のなかの満洲帝国と日本』(以上、ワック)、『真実の中国史』(李白社)、『真実の満洲史』(ビジネス社)など多数。

「2016年 『教科書で教えたい 真実の中国近現代史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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