- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047041639
作品紹介・あらすじ
無数の病をかかえつつ、50年病院に行かない作家が徹底的に研究し実践しつくした、常識破りの最強カラダ活用法、満載。
感想・レビュー・書評
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若く健康な人には解り難いだろうけれど、持病があるとか虚弱な体質であるとか、私くらいの中年層以降ならばなるほどと思わされる。世の常識よりわが身に聞けというところに共感しました。いま読んでみてわからない人も将来どこかで再会してそうだったのかと腑に落ちたりできればいいなと思う本です。
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『強い枝は折れる、よくしなう枝は折れない』と言う考えの元に独特の養生法があれこれと。
参考になるものもあれば世間一般で言われているものとかけ離れたものもありました。
病気は完治するのではなく治めるものと言う考え方や「気」を休める気やすめは「なるほどなぁ」と頷きながら読みました。
自分の体に調子を聞いてあげることは難しそうだけれど大事なことですね。 -
☆天上天下唯我独尊
:宇宙にたったひとつの自分、そのことだけで、かけがえのない存在
☆年に二度は上手に風邪をひく
:発熱や下痢は体のバランスがくずれた時の自浄作用、無理に薬で抑えてはだめ
☆往く川の水は流れてもどらない
:ガンを含めて全ての病気は治らない、うまく付き合え
☆腰痛の原因は複雑
:こころも影響している
☆他力
:もう無理だ等考えるのは無駄、いけるところまで行けばよい。もし行けなくなったら神様が休めと言っているのだ。自力だけでは無理、ヨットは他力(風)がなくては動かない
☆光と影は一体
:光だけを増やせと言っても無理な話。ストレスもいっしょ -
「生老病死」から人間(生命体)は逃れられない。
だから、無常に任せた生き方がある。
くたびれかけた時に心に利く。。。 -
ポジティブシンキングなど役に立たない。身体語を聞け! というメッセージ。
たまには噛まずに胃に仕事をさせてやれ、とか、「治療」では手遅れで、「養生」するしかできない。清濁併せ呑むのが人生ということか。ちょっと年寄り臭さも出ているけれど、結びの言葉の「あす死ぬとわかっていてもするのが養生である」が、よい言葉。それだけで満足。 -
図書館。おじいさんの好きそうな、自己流プチ健康法。
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身体の声を聞きながら、吾一人の考えのもとに養生を行うことを提案し、不信と不安の時代に健康でいることそのものが不自然という前提に立って、養生の必要性を論じる。人生50年というのは正しく、それ以降はオマケと考え、毎日感謝すべき、冷たいものは噛むようにして飲む、腰を曲げずに膝を曲げる、同じ国籍の料理を毎日食べない、1日に何回か大きなため息をつく、自分を叱咤激励して行う養生は役に立たないなど人生のヒントがリストアップされている。
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柳の木のようにしなやかに・・・私もそうありたいです。
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[ 内容 ]
無数の病をかかえつつ、50年病院に行かない作家が徹底的に研究し実践しつくした、常識破りの最強カラダ活用法、満載。
[ 目次 ]
第1章 不信と不安の時代に折れずに生き抜く知恵(健康は人生の目的 「身体語」をマスターする ほか)
第2章 私の「気やすめ」養生法(私はこんなふうに養生につとめてきた 非常識といわれても ほか)
第3章 私の実感的養生法(できるだけ病院にいかないという生きかた きょう一日の養生を考える ほか)
第4章 腰痛との長い付き合い(腰痛が訴える命の悲鳴 腰痛かかえて東北紀行 ほか)
第5章 私が感じる素朴な疑問(ストレスは本当に悪玉か? 現代はストレスが激化しているのか? ほか)
私自身の体験と偏見による養生の実技100
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
よくしなう枝は折れない
生きている限り そまざまな負荷が心にも体にもかかってくる
そののしかかった重圧を しなうこと
折れないためには 突っ張らないことだ
健康法は目の色を変えてやらない 「趣味は養生です」くらいがよい
あす死ぬとわかっていてもするのが 養生である
こんな感じでした。 -
養生。
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不養生な方へ。
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まねできそうなものと、できそうにないものがある。要は、自分のスタイルを見つけろってこと。