「夜のオンナ」はいくら稼ぐか? (角川oneテーマ21 B 85)

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  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047100503

感想・レビュー・書評

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  • 門倉氏のお得意アンダーグラウンド経済。
    一口に夜の仕事と言っても、小料理屋やキャバのようなソフトから風俗産業のようなハードまで様々である。

    銀座高級クラブの市場規模が年間900億円、キャバの年間市場規模9900億円、その他芸者、風俗産業の諸々を込みにすると、マクロで見てもその経済規模は11.3兆円。

    景気動向を見るのに銀座の賑わいが予見に役立つか。なるほどね。

  • 男であれば興味ある素材であります。
    夜のオンナ関連市場規模を算出するもので、多少お金のながれや、世相をの話を差し挟んでいます。

    あとがきより(億円/年)

    銀座の高級クラブ 900
    キャバクラ 9900
    芸者 448
    コンパニオン 720
    主婦の夜間パート 914
    ソーフランド 9819
    SMクラブ 2400
    ファッションヘルス、イメージクラブ 6708
    デリバリーヘルス 24000
    ピンクサロン 6457
    援助交際 634
    アジアンエステ 2089
    外国人売春 227
    ホテトル 901
    ラブホテル 47000

    •窓口が複数の場合の待ち行列理論(M/M/S型)という、店舗来店するを算出する理論がある

  • 2010/2/4読了。
    データやそこから計算される数字が多かったので、ちょっと期待を下回ってしまったかなという感想。

  • 主に夜の仕事と言われるホステスや風俗について、そこで働く女性の時給、その業界の1年の売上額、仕事内容が書かれた本でした。特に、面白いエピソードもなく、上記のことが夜の仕事別に書かれていたので、途中で飽きました・・・ 夜の仕事は、やはり時給がいいんだなって、再認識したぐらいです。

  • こういう本が、新書の質を下げていく代表。そりゃタイトルも面白いし、中身もふーんていう感じやけど。

著者プロフィール

神奈川県立横須賀高等学校出身。慶應義塾大学経済学部卒業。浜銀総合研究所入社。1999年日本経済研究センターへ出向。2000年シンガポールの東南アジア研究所(ISEAS)へ出向。2005年6月まで第一生命経済研究所経済調査部主任エコノミスト。2005年7月からBRICs経済研究所代表。2007年同志社大学大学院非常勤講師。日本で初めて地下経済の研究に取り組み、地下経済に関する著作も多数発表している。またワーキングプアの啓蒙書も多数発表。BRICsに続く経済発展が見込まれる国々として、ベトナム・インドネシア・南アフリカ・トルコ・アルゼンチンを総称したVISTAという造語を提唱した。

「2018年 『日本の「地下経済」最新白書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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