クトゥルフ神話TRPGリプレイ るるいえばけーしょん (ログインテーブルトークRPGシリーズ)
- エンターブレイン (2011年11月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047276703
作品紹介・あらすじ
このまま我が網に抱かれるか? 深きものどもを受け入れるか?おまえはどちらを選ぶのか? 邪神アトラック=ナチャが「深きもの」と結んだ契約の対象となってしまった小学五年生の女の子、唯花。その未来は深きものと交配するか、それとも蜘蛛神の生け贄になるかの二択だという。唯花にかけられた呪縛を解くため探索を開始したさやか、睦、佐々原、辰巳先生の四人は日本を離れ、時には夢にも思わぬ夢の世界に踏み込み、地球の太古に結ばれた「死の木の契約」に挑む。アトラック=ナチャと深きものとの板挟みとなった、女子高生さやかたちの必死の探索行が始まる!
感想・レビュー・書評
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帯の惹句とうらはらにいつものごとくたんたんとした内容だが
堅実で面白い
この前ちょうど都合よく読んだ『白無垢の仮面』と大して変わりないのだが
このシリーズのほうが良く感じるのは
既にPCのキャラが立っている時点だからとかもあるが
(別プレイヤーによる)コラムと幕間の反省会のおかげであると言い切る
他のリプレイでもこの仕組は(ある程度しているものもあるけれど)是非欲しい
続きも楽しみだが正気度的にリセットがかかりそうだ
上がりすぎてというのが面白いところだけども
あと文庫にして値段は下げてくれても構いませんよ
絵も絵だしファミ通文庫で出しても同じだけ売れると思う
まあ同じだけしか売れないなら高く売るに決まっているが詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
長く続いているクトゥルフ・リプレイシリーズで、今回は横浜発で全3話のキャンペーンに挑む。
合間に挟まれるキーパーとプレイヤーの感想戦が面白く、自分たちで遊ぶときの参考になる。 -
どうやら前巻のエグい展開は不評だったようで、今回はそういう展開になるのを避けている印象。
今回は1〜3話が連続したキャンペーン形式の冒険物となってます。
アドベンチャー色が強まっているということもあって、集中力を高く維持できたおかげか、少し読み終わるまで早かった気がします。
キャンペーン形式になっているので、PCの取った行動・発言が後から意味を持つように展開していく醍醐味があって面白かった。
人気次第では次もある様子なので、期待しておこうと思う。