“朝顔" ヒカルが地球にいたころ……(6) (ファミ通文庫)
- エンターブレイン (2012年12月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047286009
作品紹介・あらすじ
「ぼくと朝ちゃんの最初の約束を、ぼくの代わりに叶えてほしい」-ヒカルにそう頼み込まれてしまった是光。犬猿の仲の朝衣と関わるのは気が進まないながらも、しぶしぶ"約束"を果たそうとするが、拒絶する朝衣と喧嘩を繰り返す内に、何故か二人が恋仲だと噂になり-?帝門家の権力争いを制そうとする朝衣の、本当の目的とは一体何なのか。また対立候補として現れた一朱も、葵や朝衣を標的に、災いの種をまき始め…。大人気学園ロマンス、第6巻。
感想・レビュー・書評
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一人背負い続けた約束。
幼い頃から自分以外には見せない顔を知っていたからこそ、どんな手を使ってでも護り抜こうとしたのだろう。
どんどん複雑になる人間関係だが、こればかりは時間が解決してくれるだろ。
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ヒカルが泣けないのなら自分も泣かないと決めていた朝衣が健気。葵を軽蔑しながら守っていてもどろどろさより切ない。他の子たちと同列にならない為にヒカルに恋はしないと決めていた朝衣がほどけていく様子が儚かった。葵と朝衣は三角関係として嫌な風にならないのも良いな。帆夏の恋愛しか頭にない風な所はやっぱり苦手。
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ブルータス、おまえもか!
ということぐらいしか、印象に残らない巻…… -
話が少し進む。
ハーレム化はかなり進む。 -
また順番が前後してしまった(末摘花より先になった)のですが、
久々の「ヒカル」。
今回は久々に1巻からの重要キャラ・朝ちゃん(笑)のお話とあって、
良かった!
一見正反対なのに、抱えてるものが1巻のヒロインにして彼女と
対を成してるような気がする葵ちゃんと重なる部分があります。
朝ちゃんと葵ちゃんがお互い抱いてた感情も、重なっていた部分が
あるんでないかな。
個人的には、式部さんに楽しみにしておりますが
(彼女以外はあくまで是光はヒカルを抜きにはできない存在だけど
彼女だけはヒカルの存在を入れる必要がない…と言えるのかと
いう気もしてきたが。是光の良い変化を思うに)
どうなるかな?
それはそうと、書いてて気が付きましたが、是光って、名前が
是「光」。光源氏の親友の名前ということのほうが有名ですが
彼にも何かありそうな…てのが次回の「空蝉」以降で語られそうな。
先に「末摘花」を読みたいですが!