ものするひと 3 (ビームコミックス)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047356856

作品紹介・あらすじ

朝日新聞、東京新聞、北海道新聞など、各紙誌書評で大絶賛! "先生"でも、"天才"でもない純文作家の日常物語、フィナーレ。

感想・レビュー・書評

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  • KING JIMのポメラ欲しくなった。あっち側の気持ちとこっち側の気持ちが描かれていて、知ってくれてる、見抜かれている、と思った。

  • 好きなのはチョコのスティックパンをずっと食べているところ。恋に溺れかけたけど、やっぱり小説にしか興味はないところ。世間一般的に幸せにならなさそうなところ。

  • 賞の結果を受け、しばらく筆を執らないスギウラ。
    選評を反芻し、ヨサノとの関係に安らぎ、
    バイトに没入し…でも結局ことばからは離れられない。
    そんな姿に「ことばを紡ぐ人」のサガを感じます。
    そして、そんなスギウラのことばに向き合う姿を見て
    ヨサノが取った行動に、何とも言えない切なさと
    ヨサノという女性の強さを感じました。
    これはあれかな。題材は「小説」だけれど、
    ものするひと=何かを紡ぐ人に共通する想いなのかな。
    きっと自分自身も、何かに拘り続けていくのでしょう。
    それをさせてくれる周囲にも感謝しなくちゃなぁ。

  • おしかけられるようにして、ヨサノと半同棲みたく付き合うことになった杉浦。けれども書けない日が続き。ただ行間を埋めるような、お互いの距離が縮まるような道行きで。バイトの最中にみた鮮やかで意味のない文字に刺激され、書くことができるようになり、わき目もふらずに書き上げた、賞に落ちる話で、賞の候補に。花見をしながら、たほいやしつつ、さてこの先は…というところでフィナーレ。

  • とても良かった。
    くらもちふさこと言い、なんで俺はウザい親戚の描写が好きなんだろうな。

    恋人と散歩をしている時の、何気ない会話。お互いにだけ通じる言語。何かをこの人と共有したい、したという悦びを積み重ねていくことが、幸せなのかなあ。

  • 小説的な時間感覚が確かにあった。

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