- Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048658843
作品紹介・あらすじ
転校先にも、右手に『理想送り』を持つ上里は現れた。
『上条の日常』が、音を立てて崩れていく――!
「ぼくの『理想送り(ワールドリジェクター)』ときみの『幻想殺し(イマジンブレイカー)』。ぶつかったらどっちが勝つのかな?」
神をも凌駕する右手を持つ少年二人の激突から一夜明け。
上条当麻と上里翔流は、譲れない想いを胸に、学校の食堂で献立片手に睨み合う!?
説明しよう。魔神・僧正の暴走により学校を破壊された上条は、留年阻止のため別の学校に通うことに。そこには非常に頼りないミニマム生徒会長女子・ビクビクウサギさんと、因縁の相手である上里がいて……!?
世界を賭けた戦いよりも留年の脅威を感じ、それどころではない上条。一方の上里も、なぜかフレンドリーに接してくる。これは意外にも熱き友情路線にルート変更か? と感じた刹那。
街に半裸レインコートの少女が現れた。
少女は、圧倒的な力で学園都市の超能力者(レベル5)たちを手玉に取っていく……!
その半裸少女の正体は、謎の第三勢力……ではなく、あの上里さえも畏怖する妹・去鳴(サロメ)で――!?
感想・レビュー・書評
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僧正との戦いで校舎が破壊されたため、上条たちは他校の校舎を借りて学校生活を送ることになります。ところが、その学校の生徒会には上里たちがいました。
緊張感をともないながらも、平穏な学校生活がスタートしますが、そんななか、上里の義理の妹で「絶滅犯」の去鳴(サロメ)が学園都市にやってきたという知らせがもたらされます。彼女は、上条の周辺の人物に攻撃を仕掛け、ターゲットとなった美琴は戦いのなかで新しい可能性を見いだします。
このところ、美琴の存在感がじわじわと上がってきているのがうれしいかぎりです。インデックスのあつかいはあいかわらずですが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2018/12 8冊目(2018年通算155冊目)。この巻を読む前に間違えて先に16巻を読んでしまい、上里が右手を失い木原唯一がその右手を持っている理由、御坂美琴の変化などどうしてそうなったのかという理由が読んで理解できた気がした。それにしても、美琴のダーク化が気になる。当麻のそばに居たいという健気な理由なのに、本人のやっていることが結果的に当麻を苦しめることにならなければいいのだが。この巻を読んでそう思った。さて、再度16巻を読んでいこうと思う。
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どうにも、上里は好かんな。
あと、御坂をあんまりいじめんといたって。 -
美琴のこれからが気になる
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禁書目録は、科学と魔術の関わりについて考えさせるシリーズ構成から大きく舵を切り、現在のシリーズ(新約)まで発展してきました
途中、何度か継続を諦めかけたのですが、ついつい購読してしまい、現在に至っています
今回も、今度こそは継続を止めようと決意していたのですが、表紙を飾る新キャラや続巻の表紙を飾った御坂を見て(16巻を読みたくて)、ついつい購読してしまいました
う~ん、やっぱり新約シリーズですね。新たな世界観も描かれ、良い作品なのですが…
まさかのオニアイ展開とは… やはり、新約は裏切りませんね(^^; -
相変わらず後半は逆転上乗せの戦闘シーン。ハラハラするより疲れる・・
前回に引き続きの上里編だけど、早くもキャラが変ってきてるし、内容としても義理の妹サロメに喰われているが、今回の最強の相手はキャラ崩壊の木原唯一ちゃん。敵の敵は最大の敵、または敵の味方は味方とか・・御坂も絡んでしまい、先が楽しみというより不安。しかし、魔神編からの神話伝説によるこじつけは何でもありで、結局は反則のような・・ -
安定の当麻
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右手を失った上里と右手を奪った唯一の動向に期待。
最後に出てきたアレイスターが気になる…。次巻以降が楽しみだ。 -
こちらの予想を上回るというか、物語の流れを突然切っての展開が良かったです。表紙の生徒会長が外用の靴なのは、土足な学校なのでしょうか。
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義理の妹の行動力が半端じゃない。兄のためになるなら敵にもなるなんて一番病んでる感じがする。
上里節が前巻からも続いてる話でした。
ただ、それ以上に美琴が気になる。とうとう魔術に1歩足を踏み出した。さてさてどうなるかな?