ノーブルチルドレンの告別 (メディアワークス文庫 あ 3-6)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048706995

感想・レビュー・書評

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  • 2017. 7/23 読了

  • 語られる吐季の内面に胸が痛む。あんまりじゃないか。この子が何をしたっていうのだろう。結ばれる事のない2人だとわかっていても、緑葉の思いが吐季を救ってくれることを願わずにはいられない。吐季にはたくさんの幸せを感じて欲しい。

  • 舞原吐季と琴弾麗羅の重たい過去。

    高校生が背負うには重すぎるものを背負って、大人達のように心を閉ざしてしまえば、傷つくこともないのに、そうすることもできず、苦しむばかりの二人。

    緑葉は、二人にとっての救いになれるのだろうか?

  • 明かされた二人の過去。
    麗羅の悲劇。
    吐季の悲劇。
    二人は決して交わることは出来なかった。仮初だった。
    これから先に何が起こってしまうのか。
    願わくは、笑っていられますように。

  • 麗羅の過去の話。
    父親の破滅の後の舞原への復讐、吐季の諦めた感じが切ない。

  • 舞原と千桜、いがみ合う両家の子供の現代版ロミジュリ、第2巻。

    全巻よりずっとおもしろかった!
    物語が本筋に入ったという感じで、わりと展開も早いです。
    1、2巻同時に買っておいてよかった。1巻で挫折するにはもったいない2巻でした。

  • 緑葉の強引な性格は苦手だけど、
    読んでるうちになんとなくしっくりしてきました。

    個人的に麗羅が好きだったので、吐季との今後が
    気になります。

  • 以下続刊。
    タイトル通り「告別」の巻。
    いろいろ動き出す巻でもあり。
    激動と哀切の物語のヒロインが幸せといえるかはわからないけど、
    緑葉みたいに、明るい未来をゆるぎなく信じられる、そういう強い信念をもてるのってすごく幸せなことだと思う。

  • 緑葉かわいい

  • ヒロインの千桜緑葉の強引さと傲慢さ(?)が読んでいて少し腹が立った。
    しかし、読んでいくうちに、ただ不器用ながらも必死な姿がうかがえて、少し共感した。
    吐季と麗羅の成れ果てに、緑葉が憤りを隠せないのには、彼女なりに二人を思う思いが隠れていたのだと思う。
    幸せな結末を迎えてほしいと思うが、今のままではかなりの悲劇となってしまう気がする・・・。

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著者プロフィール

2009年に第16回電撃小説大賞選考委員奨励賞を受賞し『蒼空時雨』(メディアワークス文庫)でデビュー。「花鳥風月」シリーズ、「ノーブルチルドレン」シリーズなど、メディアワークス文庫にて人気シリーズを多数刊行するほか「命の後で咲いた花」などの単行本も刊行。講談社タイガでも「君と時計と」シリーズ(全4巻)を刊行。恋愛青春小説の書き手として10代20代女性読者から多くの支持を集めている。

「2021年 『セレストブルーの誓約 市条高校サッカー部』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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