- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048730525
感想・レビュー・書評
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クローン技術の進んだ先にある自己同一性の崩壊という恐怖を書いた傑作
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3作品あって、最後の「本」は読む気になれなくなったけど…「人獣細工」と「吸血狩り」は読んだ。最後がプチパニックになる終わり方…解説求む!!って感じだし、私はこう思ったけどあなたはどういうことだと思う!?って語り合いたい作品って初めて!!妄想が膨らんでしまう…
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「獣人細工」
人間なのか豚なのか。
虚弱体質で手術が必要だったとしても、一つずつ内容を見ると本当にすべきだったのか怪しいよな。
整理することによって知りたかったことは知れただろうが、精神の均等を保つには衝撃的過ぎる内容だったな。
「吸血狩り」
情けない騎士が護る。
傍から見てみれば異常なのは固執する方だが、ごっこでも無く本物であったのならば勇敢だったな。
顔見知りであったとしても、他人の敷地に勝手に入り込み二人の時間を過ごそうとするのは普通じゃないだろ。
「本」
手にした時には既に。
目的は一つであったのは分かるが、どうやって住所などを手に入れて送ることができたのだろうか。
中途半端なインストールでも狂ってしまうならば、途中まで真面目に読み続けたものも影響を受けるのでは。 -
なんとなく想像していたものの、うわぁ…と。
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3作ともこわかった。
20年以上前の作品だけど、全く古さを感じさせない。
余韻がじわじわ残ります。 -
2016/3/26 読了
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(収録作品)本/吸血狩り/人獣細工
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短編集。「人獣細工」が一番好き。