暗い宿

著者 : 有栖川有栖

• KADOKAWA (2001年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[あきなさんの感想 · 2007年7月3日]

ホテルや旅館といった「宿」をテーマに４短編。火村教授が災難にあったり、誰もいないはずの廃宿でアリスが不気味な物音を聞いたりと、二人は今回も事件に巻き込まれてます。読んでいて少し切なくなったのは「ホテル・ラフレシア」

[真琴さんの感想 · 2007年4月13日]

宿を舞台にした短編が４本。
自分自身が旅好きということもあって旅情感のある話は楽しめました。
雰囲気的に「ホテル・ラフレシア」が好きですが、ラストはちょっとやるせないですね。

[アサギさんの感想 · 2007年2月2日]

旅に行きたくなる
醜形恐怖の話、人事ではないよ。
そしてかわいそう。

[めいじさんの感想 · 2007年1月25日]

最後の火村先生の立場に立っての話っていうのがなんだか初めてで新鮮だった。

[ことさんの感想 · 2006年10月19日]

暗いお話ばっかり。
『ホテル・ラフレシア』か『２０１号室の災厄』がやっぱり１番かな。どっちだろ…。ラフレシアの雰囲気が好きだから、やっぱりラフレシアかな。
『異形の客』については、トリックだいたい解けちゃったなぁ…。
久しぶりに有栖川先生の本読んだけど、やっぱりいいなぁと思った。次また読もうっと。

[飴玉さんの感想 · 2006年9月27日]

なんかいろいろ面白かったはずなんだけど、「201号室の災厄」の印象が強すぎて忘れてしまった…。また読み直します。

[綾瀬有記さんの感想 · 2006年8月4日]

初・有栖川有栖

宿に関わる4つの短編が収録されていて読みやすかったです。

[Yさんの感想 · 2006年7月31日]

ゴーゴー助教授☆☆☆

[suusuuさんの感想 · 2006年7月22日]

短編集。「ホテル・ラフレシア」が結構好き。

[きょおさんの感想 · 2005年12月13日]

国名シリーズを除いた火村シリーズ６本目。「宿」をテーマにした短編集です。
収録作品は、暗い宿、ホテル・ラフレシア、異形の客、201号室の災厄。
一番好きなのは「ホテル・ラフレシア」と表題作かな。
仄かに漂う暗い雰囲気が魅力的。

著者プロフィール

１９５９年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。８９年「月光ゲーム」でデビュー。「マレー鉄道の謎」で日本推理作家協会賞を受賞。「本格ミステリ作家クラブ」初代会長。著書に「暗い宿」「ジュリエットの悲鳴」「朱色の研究」「絶叫城殺人事件」など多数。

「2023年 『濱地健三郎の幽たる事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」