みんな誰かを殺したい

著者 :
  • KADOKAWA
3.13
  • (7)
  • (11)
  • (51)
  • (7)
  • (4)
本棚登録 : 156
感想 : 44
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048735391

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • タイトルどおり、登場人物がみんな誰かを殺す。
    さまざまな事件が交差して、つながっていくのは、読んでいて面白い。
    意外な驚きも隠されていて、「えーーー!?いったいどうなってるの!?」
    と、悩ませてくれたり、あ。。。そうだったのかと納得したり。。。
    欲を言えば、登場人物たちの、心理描写をもう少し深く描いてくれたら、
    もっと面白みが出たのかも。

    これは、物語だから、
    ゲームのような、わくわく感もあり、とっても楽しめたけれど、
    世の中、小説より不可解な事件も多い。。。

    もしかして、自分も、被害者になる可能性も。。。?
    いえいえ、何かのきっかけで、殺人犯になる可能性も。。。?

    と、思ったり。。。

  • 最初は分かりやすいお話か?と思ったけど、読んでみるとどんどん複雑になっていく・・・

  • “いさか”つながりでw
    なんつー物騒なタイトルなんだと思って。

    「みんな誰かを殺したい」っていうよりは
    「みんな誰かを殺してる」って感じ。

    登場人物の数も多いし、殺されてる人多いし、
    刑事も多いし、かなりややこしい。
    とても入り組んでてミステリーっぽさ満載。
    ただ登場人物のキャラクター性があんまりなくて、
    イメージとして入り込んで来なかったのが残念。
    でも予想外の方向につながったりして面白かった。

    「あなたが嘘つきだって判ってるのに、
    愛しているという言葉だけを信じるわけにはいかないわ」

  • タイトル通り、なんてこったい!!(何)<br>
    凄く練ってあるストーリーです。

  • よくもこれだけ捻じれたプロットをうまく纏めたものだ。文章も軽妙で読みやすいし。なかなかの佳作でした。

射逆裕二の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×