心の壁、愛の歌

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 49
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048736244

作品紹介・あらすじ

未来のことは誰にも分からない。でも、過去が希望を与えてくれることもある-。ベストセラー『水曜の朝、午前三時』の気鋭の新たなる傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 最後のお話は素敵で好きです。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:913.6||H
    資料ID:50500559

  • 書名からしてクサイ話ちゃうかと思ったら、意外と深い短編集。
      読んだ後にちょっと自分が精錬になった気がしてしまった。

  • この作者の文体が好き
    物語の様には上手に終わらない感じが印象的

  • なかなかやばい短編集。かっこつけてんだけど、非常に日常的。そしてソフトなあたたかさを秘めている・・そんなお話。

  • バーで傾けるグラスの氷のおとや、潜水艦の中での緊迫した温度・・それらが想像しやすい作品。短編5作?くらいで関連性はないはずなのに、どこか繋がっているような気がして・・。この本について、誰かと語りたい。。

  •  表題になっている話の中で、「僕」が映画館で由紀に「トイレに行くと告げて劇場を出て、結局、そのまま一人で飲みに行った。」のが、何か残る。
     この人のラヴストーリーが好きです。

  • ビターチョコレート、ってかんじ。
    甘くて苦い、ちょっと大人な恋のお話。
    直接的じゃなくて、どちらかというと精神的な恋愛のような雰囲気です。

  •  全6編の短編集。帯に書店員などからお勧めの声が、とあったので、特に目当ての本がなかった私は手にとって持っていってみた。このときのイメージは大崎善生あたり。
     違った。
     上っ面だけ見たら確かに綺麗だし大崎善生辺りと似てなくもないけれど、正直好みに合ったのは「テレーゼ」一編のみ。最近の作家には少なくない傾向として、主人公が物書きである、と言うものがあると思うが、今回の作品も主人公=作家みたいなものが結構ある。自分の境遇を合わせて書きやすいのか、はたまた会社という束縛がないことで比較的自由に動かせるからか。どっちにしろ飽きるって。どの作品も似たり寄ったり。「テレーゼ」だけはその中でも一際輝いていたが、他の作品は特になにも。「ハッピークリスマス、ヨーコ」など半分以上を読み飛ばしてしまったくらいだ。これで1400円は高い。損した気分。

  • 心温まるような、ちょっと悲しいような話が短編集として入っています。どれもいい話ですが、少しインパクトがない感じでした。後しばらくすると忘れてしまいそう(^^)
    でも、たまにはこうした本でしみじみ気分もいいなあ。

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著者プロフィール

1959年、秋田市生まれ。立教大学卒業後、新聞社、出版社に勤務。2001年に刊行したデビュー作『水曜の朝、午前三時』が各紙誌で絶賛されベストセラーになる。他の著書に『八月十五日の夜会』などがある。

「2023年 『美しき人生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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