ニート

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  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (169ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048736435

感想・レビュー・書評

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  • #25

  • 「ベル・エポック」

  • 071103読了。短編集。だめな大人の精一杯の日常。最終話は、そういう趣味を理解できないのでムリでした。

  • あまり好きではないが、とにかく衝撃的。

  • ニート、
    ベル・エポック、
    2+1、
    へたれ、
    愛なんかいらねー、
    5作品が入った短編集。
    私はあんまり好きじゃなかったなぁ…
    筆者の淡々とした文を読んでなんかさみしい(?)気持ちになりました。表題作『ニート』に出てくる「私」の気持ちにはちょびっと共感。

  • 全てのものに通じるのは「倦怠感」とでも言うようなもので、
    ニートが出てくるのは1話と3話のみです。

  • 初めて読んだ、絲山秋子。

  •  最近この人の本ばっかり読んでるなぁとは思うんやけど、一冊が薄くて読んだ気にならないのでしかたがない。でもそろそろ満足してきた。もっとも、そろそろ読む本がないんやけど★

     五本入った短篇集。表題作と繋がった短編が一本あるんだけど、表題作のほうがぜんぜんいい。というか、この表題作の良さはかなりのもので、なかなかこういうものはこういう温度では書けない。なんでこの湿度でこの直接性を維持できるのかわからないんだけど、やっぱりバランス感覚がすごくいいんだろう。決して行き過ぎないんだけど、ギリギリの先くらいには半歩踏み入れてる感覚。(なんだそれ)

     ただ「愛なんかいらねー」はちょっといやだった。これは生理的な嫌悪というよりはむしろ期待を裏切られたからで、ここをすらっと流してしまうのがいいところなのかもしれないけど、なんというか、あんまりこういう話は書いてほしくなかった。さすがに題材に引きずられたかなあという気がする。うまいことあの強さを消化できていない。

  • 表題作『ニート』を含む短編集。
    設定はまちまちだけど、同じような雰囲気の五つの物語が収録されています。

    『ニート』は、金持ちではないけどちょっとだけ余裕のある語り手の女性が、ニートである男友達に恋愛感情のようなそうでない感情のようなものを抱きながら、善悪の判断もよくわからず援助生活をする、といったお話です。
    この語り手のような年齢、性別、生活水準ではないけれど、ニートの相手を想う気持ちや相手に対してどうすべきなのかよくわからないところに少し共感しました。
    こんな雰囲気の物語は好きです。

    でも実際のニートってこんな感じなんかな?
    こんななら俺は会社辞めてもニートになれないと思う。

  • またー!
    ほんとにどんだけ抽斗持ってるんだよー!
    ちきしょー!

    どれもこれもホロリときてしまった。
    ゾクリとする寒気と共に。

    もーどうしようもなく。

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著者プロフィール

1966年東京都生まれ。「イッツ・オンリー・トーク」で文學界新人賞を受賞しデビュー。「袋小路の男」で川端賞、『海の仙人』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、「沖で待つ」で芥川賞、『薄情』で谷崎賞を受賞。

「2023年 『ばかもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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