確率捜査官 御子柴岳人 密室のゲーム
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048742405
感想・レビュー・書評
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数学者と新米女刑事が、「数学」を使って事件を解決していく、新シリーズ、になりそうな作品。
相変わらずのライトなノベルで、読みやすいのはよいが、他シリーズのような面白さはない。
そしてなにより、ヒーローとヒロイン設定が毎回同じで、さすがに飽きる。
続刊が出ても、今のところ読まないかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
効率的かつ正確な取調べの方法を検証するために
新設された特殊取調対策班。
メンバーはある事がきっかけで移動になってきた
新米女刑事の友紀、落としの権野と知られる
敏腕刑事の権野、そして数学的なアプローチから
事件の真偽を計るためオブザーバーとして参加する
御子柴岳人。
第一の実践は男性殺害の容疑で犯行も自供している
シングルマザーの鈴木美佐子
ゲーム理論をもちいて美佐子の心を開き取調べの真偽・真相へと
迫っていきます。
第二の実践は連続強盗・強姦事件の容疑者、島田遼平
被害者の捜査線上に浮上した彼は3年前に痴漢の前歴があり
事件当日のアリバイもなかったことから逮捕されたが
犯行を否認している
確立やゲーム理論をもちいて犯人を追い詰めていく。
この数学者、少年と大人が同居したような人物で
キャラが強烈、しかし目が離せない
彼の必要性に懐疑的な友紀は何かとぶつかり合う
新米刑事らしいがちょっとうるさ過ぎるのが難点
二人を温かく見守る権野がいい味を出している
御子柴をつき動かすものは15年前の彼の父親が
巻き込まれた事件がきっかけだった
彼の譲れない信念と想いはきわめてシンプル
だからこそ彼ならきっと真相を突き止めてくれると思えた。 -
面白かった。
でもやっぱり数学となると少し難しい部分も
でてくるから、あまり一気読みはできなかった。
次が出るかは分からないけど、出るのだとしたら
また読みたい。 -
ジャケ買いしてからしばらく積読してたもの。
数学(確率)を用いた捜査(というより取り調べ)とか、
現実にはありえないー!って思う箇所が多々あり。
ま、小説、だし。
続編も読みたい。 -
神永さん大好きな身としては…♪
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表紙イラスト担当の方が心底好きで購入。
内容もすごく楽しかったです。
御子柴さんがひたすら子供っぽくて可愛い。
神永さんは八雲で知っていたのですが、小説はまだ読んだ事ないので後々読んでみたいと思います。 -
“八雲シリーズ”や“山猫”、“コンダクター”を超える面白さはありませんでしたが、普通に面白かったです。
ドラマ化して、御子柴役をイケメン俳優に演じて欲しいと思いました(笑) -
作家も背景も知らずに図書館で借りて読んだ。
軽い文章なのですらすら読めたが、まあ最近のトレンドをベースにどこか既視感のあるような物語。
あまり残るものがなかった… -
二人の掛け合いが好き。
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警察署内に新設された部署「特殊取調対策班」を舞台にしたミステリー。捜査に協力する変わり者の数学者と新米女刑事のコンビが、先入観をなくし数学的アプローチから事件の真偽を暴きます。ばらばらの事件に見えていたものが最後に一つに繋がる爽快感はたまりません!