魔法科高校の劣等生(7) 横浜騒乱編<下> (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048867016

感想・レビュー・書評

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  • 戦闘メインの巻

    遂に達也の力の底がみられると思いながから読んでいたんだけど、思ったよりインパクトを感じなかった。

    あっさり、友人達に軍人としての姿を見せちゃうし、隠そうとはしてるものの目の前で力を使ってしまう。
    今まで、読者にすら持ってる力を明かさなかったのにあっさりし過ぎているように感じた。仲間に少しづつばれて、そのせいでトラブルがみたいな展開を予想してなので、少し拍子抜け。
    ここまで勿体ぶってきたんだから、もう少し小出しにしても良かったのでは

    戦闘描写についても、個々の戦闘は割とすんなり読めた。ただ、戦線があっちこっちで起きて、場面が頻繁に変わるせいで、流し読みする癖がついてる自分には何が起こっているかわからなくなりそうだった(もっとちゃんと読めというだけの話だが)

    とはいうものの、楽しんで読んでたんだから続きも読むんだろうな

  • 913.6 サ (7) 登録番号9455

  • 高校論文コンペ編の続き.と言ってもコンペはほとんどすっ飛ばして,副題の通り横浜騒乱がメイン.俺TUEE丸出しの達也は当然として,他の主要メンバーも軍に負けず劣らずの大活躍.一科二科差別話や体育祭編での魔法師同士の戦いがずっとメインだったけど,一般兵に対しては圧倒的ということらしい.魔法師の絶対数が少ないという設定でバランスをとっているっぽい.
    同時多発のゲリラ戦において,各地で各メンバーが活躍する訳だけど,地の文のテンポがよくないのか,読んでいてもそのリアルタイム感が伝わらないのが非常にもったいない.せっかくダイナミックな展開なのに.技を繰り出す最中に敵の戦略の解説を挟んだり… 命のやり取りをしている緊張感は書いている割には淡々とした地の文.
    今回で中途半端に達也の秘密の1つが説明される訳だけど,5回読んでもよく分かりませんでした(泣

  • 静から動へと切り替わる下巻。
    軍も警察も良く動いていたが、結局達也無双だけで終わるのかと思いきやエリカやレオ、深雪といった達也の周囲までパワーインフレ起こして人喰い虎()さんとは一体何だったのか状態。しかし、このパワーインフレが何かと嫌気が来ないのは、『力』が主人公とかに良く見られる覚醒系ではなく、潜在能力系や修行系だからなのだろうか。戦闘の舞台は国内から世界へと移り変わったが、取り敢えず次は達也の強さの理由、深雪との絆の謎に迫る過去話である『追憶編』。今までいい感じの加筆修正で来てるのでとても楽しみです。

  • 全体的にはイマイチ……結局、強くて勇敢な主人公とその仲間達が、弱っちい悪役をフルボッコにするだけの話でしたね。

    結末はともかくとして、どこかで主人公サイドを負けさせるとか、せめて苦戦させるような場面があれば良かったかも。
    なんかみんな学生とは思えないくらい実戦慣れしているのが不自然です。

    あと魔法のシステムについて、作者の頭の中にしか完成図がなさそうなので、面倒でもちゃんと解説を入れてほしい。

    いろんなキャラたちの必殺技、切り札的な魔法がバンバン登場したあたりは意外と読みごたえがあって良かった。中二心が揺さぶられてワクワクしました。

  • 達也がメチャクチャな力を発揮してその対価には…という点、深雪の力も恐るべきもの…という点がはっきりしたかな。まあこの兄妹は元々色々と存在感があるような描写だったので(笑) 物語は割と面白いんだけど登場人物が多すぎて中々深く掘り下げられないのが難点なんで、そこは早く把握したい。

  • 前回の序章的な感じから、ちゃんとバトルものに。

    今までとは違って、7巻は描写が血なまぐさいですね…。
    軍が絡んでくる時点で分かってたことではあるけど、
    それでもえぐいなぁーと思うには思う。

    これからの『魔法師』の描かれ方が楽しみですね。

  • 俺TUEEEEE!巻
    達也の本気がインフレ過ぎてむしろ爽快。

    とうとう質量まで手を出したぜ…
    これ以上のエネルギー源無いからぶっちゃけ打ち止めじゃね?

  • 達也がついに本領発揮。深雪が再成について語るシーンは何度も読み返してしまった。そしてマテリアルバーストはマジヤバイ。世界のパワーバランスが変わるレベル。

  • 端的に言うと、上巻と比べて戦闘シーン120%増!
    達也だけでなく、主要な登場人物のほとんどに戦闘シーンがあり本当におなかいっぱいになれる。
    途中途中に差し込まれる概略図も分かりやすくてよかった。
    達也の秘密、深雪の秘密、ひいては四葉家の秘密。
    これからどう物語が進んでいくのかが本当に楽しみ。

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著者プロフィール

電撃文庫『魔法科高校の劣等生』著者。

「2023年 『続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(6)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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