- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048919449
作品紹介・あらすじ
「諸君に、帰る場所はない。故に、進む以外に道はない」新天地を求め、クラジウス騎士団と共に、改宗宣言のあった異教徒の町カザンに入植したクースラたち。異教徒の技術を得るため、まずは騎士団の手が伸びる前に、町に残る文献を読みあさることにする。そこでクースラたちは、カザンに残る竜の伝説を知る。そんな中クースラたちは、新たな工房を得ることに成功。カザンの町で、仲間四人での穏やかな生活が始まるかと思われた。だがその矢先、彼らにある過酷な運命が降りかかり-?竜の伝説が残る町で、クースラたちは大きな決断を迫られる。シリーズ第4弾!
感想・レビュー・書評
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ライトノベル
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やっとたどり着いた新天地だったけれど…。迫害されていた者が実は、というのは考えいたらんかったな。
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ラスト、続くのかなぁ?という引き。
事態が終わってさて、という場面で次巻始まってもおかしくないな、というシーンではあった。
主人公が変わっていくのが自分でわかっていくのがあまり読まないパターンで新鮮といえば新鮮。
でも初志貫徹できてないのも事実で悩ましいところ。
臨機応変でもいいんだろうけどね。ファーストインパクトがぶれないキャラ、だったのに少しもにょるな、と。
ヒロインの力と読めなくもないが。 -
6月24日読了。図書館。
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評価:☆5
改宗宣言のあった異教徒の町カザンに入植したクースラ達。そこでクースラ達はカザンに残る竜の伝説を知る。植民しようとしたカザンで罠に嵌められピンチに陥るが――?といった感じの4巻。
フェネシスがやられっぱなしの小娘ではなく、クースラ達の仲間として、クースラの相棒として相応しい姿を見せるようになってきたのがとてもいい。
前巻でひと皮剥けたって感じだよね。
今回はイリーネの感情的でまっすぐな説得に心を打たれた・・・。
ホントにイリーネの言うとおりなんだよな。
クースラは自分の「利子」という名前に縛られている。
その呪縛も、フェネシスやイリーネと触れ合うことでじょじょに解けていっている・・・まだクースラはその変化を受け入れきれてないけども、その過程が凄くいい。
「い、意地悪……しないでください」
とか弄らしすぎて変な声出そうになったw
これは弄りたくなるクースラの気持ちも分かるw
イリーネがクースラに気がある素振りを見せたのは正直意外だったなぁ。どっちかというとウェランドと仲良くなりそうな気がしてた。
嫉妬するフェネシスいいゾ^~これ。
もうかなりお似合いのカップルになってきた感じがあるクースラとフェネシスですが、旅の終着点はどうなるのか。
続きも期待です。
「あなたは」
「やっぱり、優しいんですよ」 -
ただの恋愛じゃない。深い。