いらっしゃいませ 下町和菓子 栗丸堂4 平安京の和菓子の検非違使 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 198
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784049139532

作品紹介・あらすじ

 もうじき桜が咲きそうな三月の浅草。葵の父・義和に二人の交際を認めさせるため、決意を新たにする栗田。
 そんな折、二人は想像もしない事件に巻き込まれてしまう――。向かった先は、古都・京都。なんでも、鳳凰堂の支店でとある謎めいた事件が起こったのだという。居ても立っても居られず、新幹線に飛び乗る葵たちだったが……。
 花冷えのする京都で繰り広げられる、人と和菓子をめぐる大騒動。それは、やがて散る桜のように、鮮やかさと儚さを併せ持っていて。

シリーズ累計40万部突破のベストセラー!
笑って泣ける下町のおいしい人情物語第4弾が登場。

◆目次
ひなあられ 6
八ツ橋 117
平安の和菓子 199

◆あらすじ
葵の父・義和に二人の交際を認めさせるため、決意を新たにする栗田。そんな折、二人はある事件に巻き込まれる。向かった先は古都・京都――。春浅し京の町で出会う、みやびやかな和菓子といけずな人々とは……!?

感想・レビュー・書評

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  • 【収録作品】ひなあられ/八ツ橋/平安の和菓子

  •  もうじき桜が咲きそうな三月の浅草。葵の父・義和に二人の交際を認めさせるため、決意を新たにする栗田。
     そんな折、二人は想像もしない事件に巻き込まれてしまう――。向かった先は、古都・京都。なんでも、鳳凰堂の支店でとある謎めいた事件が起こったのだという。居ても立っても居られず、新幹線に飛び乗る葵たちだったが……。
     花冷えのする京都で繰り広げられる、人と和菓子をめぐる大騒動。それは、やがて散る桜のように、鮮やかさと儚さを併せ持っていて。

    シリーズ累計40万部突破のベストセラー!
    笑って泣ける下町のおいしい人情物語第4弾が登場。

  • 2021年9月メディアワークス文庫刊。書下ろし。シリーズ4作目。通算9作目。ひなあられ、八ツ橋、平安の和菓子、の3章構成。2/3くらいから京都行きの冒険がはじまり、和菓子はどこへ行った〜感があり、和菓子から外れた冒険がはじまりますが、栗田と葵さんのコンビの活躍という意味では、まぁこういうのもありかと…。

  • 恋も大会も問題多し.

  • 読み始めは料理漫画の王道展開みたいな話で、これでリアクションの大きい審査員が出てきたら完璧だなと、変な方向を想像して読んでたら全然違う展開だった。思いのほか大きい事件になってびっくりした。しばらくは大会絡みの話になっていくのかしらね?

  • 栗田と葵のペアで挑む全国和菓子職人勝ち抜き戦が始まる。大会の話が中心になるかと思いきや、いつもの和菓子ミステリーもあり蘊蓄もあり京都まで謎解きに行ったり。二人の関係もちょっと進むんだけどむず痒い。甘い。和菓子の小説だからこんな甘いの?私は甘いのも好き。

  • 2023/02/23 読了。

    図書館から。

    京都に日帰り強行軍。
    秦野さん。
    藤原兄弟登場。

    上宮さん行方不明中。

  • 「ひなあられ」
    喧嘩別れになりたくない。
    最悪の結果になってしまう可能性もあったが、始めから隠し事をせず素直に話していれば気も楽だったろ。
    コソコソと陰口を言うのは勝手だが、相手が気分良くない事は心に止めとくべきだろう。

    「八ツ橋」
    他にも案件を抱えたまま。
    いくら毎回購入し持っていってるといえど、事前に教えてもらわなければ間違えるのも無理はないだろ。
    偶然掴まれたのであれば迷惑でしかないが、可能性がある限り否定しきれないだろうな。

    「平安の和菓子」
    どうしても手に入れたい。
    大人しく現れた理由は分からないが、狙ったものを手に入れる為だったのであれば凄い演技力だったな。
    実際に目の当たりにしたら、思い出すだけでも恐怖だろうし覚えておきたくもないだろ。

  • 人助けもいいけど、店の話が読みたい。

  • 大会はどうなるんだろー

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著者プロフィール

東京都在住。電撃小説大賞で見い出され、メディアワークス文庫『お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂』がシリーズ累計40万部を超える人気シリーズとなる。メディアワークス文庫から刊行された青春小説『この終末、ぼくらは100日だけの恋をする』のヒットで新境地も開拓。

「2023年 『いらっしゃいませ 下町和菓子 栗丸堂7 日出処の和菓子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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