インド神々の事典―ヒンドゥーの神話世界を読み解く ビジュアル決定版 (GAKKEN MOOK ビジュアル決定版ムー謎シリーズ)

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  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (149ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784056050110

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  • ヒンドゥー教にて崇められるインドの神々を、多数の図版と共に概説した書。三大神(シヴァ・ヴィシュヌ・ブラフマー)を始めとする諸神をカラーの宗教画と共に解説するほか、『マハーバーラタ』『ラーマーヤナ』の二大叙事詩やヒンドゥー教の信仰風景についても言及する。
    本書は、1996年発行の『インド神話の謎』(ムー謎シリーズ)の改訂増補版である。その書名の通りヒンドゥー教に登場する神々を扱ったもので、ヒンドゥー教神話に登場する著名な神々はほぼ総覧している。
    本書最大の特徴は何と言っても「それぞれの神を描いた宗教画がフルカラーで掲載されている」ことであり、パラパラとページをめくるだけでもインドの神々の特徴的な姿が目に入ってくる。解説こそムック本相応の「広く浅い」ものであるが、寧ろそれ故に初学者にも取っ掛かり易いものとなっている。ジャガンナータやミーナークシー等の(比較的マイナーな)地方神にまで言及している、実際のヒンドゥー教徒の信仰風景を写真つきで解説しているのも嬉しい。巻末にはインド関連のブックガイドもあり、まさにヒンドゥー教神話の世界に触れてみたいと感じる人にお勧めの一冊である。

  • ビジュアルの素敵さについ購入。やたら沢山いるインドの神々についてイラストとともに詳しい説明が。
    文章もわかりやすくGood.

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著者プロフィール

1937年生まれ。[現職]帝京大学文学部教授。[専門]日本中世史,南北朝・応仁期の民衆史研究。
『太平記を読む』学生社,1991。『日本中世の内乱と民衆運動』校倉書房,1996。

「2003年 『歴史におけるデモクラシーと集会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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