破三国志 (3) (学研M文庫 き 2-11)

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  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784059001546

感想・レビュー・書評

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  • さぁ、最終巻とやってきたよ
    全体を通して見ると、味方陣営からは馬超が、敵陣営からは張郃が出張っていたな。
    蜀漢建国から十一年にして、四海統一を果たすか
    勝利を分かち合う描写がないから終わりはあっけないけど
    めでたし、めでたしだ。

  •   二巻に続き、馬超がカッコよかったです。
    彼の深い優しさはどこからくるものなのか、最後の最後まで大好きでした。他には厳顔と張遼の戦いが気に入ってます。厳顔の意を決した散り様と、彼の死後、張遼の義を守る態度は、まさに漢といった感じがしました。

      ただ最後がすっきりしない終わり方だったのが少し残念です。
    もともと歴史の一部を切り抜いた物語なのだからそんなに気持ちよく完結するものじゃないのかもしれないんだけど、最後まで勢いを落とすことなく終わってくれたら嬉しかった気はします。
    が、全体的にはとても面白かったです。

  • ちょっと蜀贔屓すぎる気がしないでもない

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著者プロフィール

桐野作人 きりのさくじん  
1954年鹿児島県生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。歴史関係の出版社編集長を経て独立。戦国・織豊期や幕末維新期を中心に執筆・講演活動を行う。
主な著書に『織田信長―戦国最強の軍事カリスマ』(KADOKAWA)、『本能寺の変の首謀者はだれか』(吉川弘文館)、『真説 関ヶ原合戦』(学研M文庫)、『島津義久』(PHP研究所)、『さつま人国誌 戦国・近世編』1・2・3(南日本新聞社)など。

「2022年 『関ヶ原 島津退き口 - 義弘と家康―知られざる秘史 -』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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