Fate/Zero(4)散りゆく者たち (星海社文庫)

著者 :
  • 星海社
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感想 : 68
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061389083

感想・レビュー・書評

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  • アニメでは描かれなかった心理描写が多くて面白かった。

  • ますます面白くなってきました。
    ランサーがかわいそうだけど・・・

  • 面白い、目が離せない!

    全6冊の中の4冊目になって、やっと二人目のサーヴァントが倒されたと思った傍らで、ヒトとサーヴァントの戦いと、合理的判断と思いの吐露が行われる。衛宮家の土蔵やセイバーのエクスカリバーなど、SNに繋がる場面が出てくる度に身震いする。10年後、あの土蔵でまたサーヴァントとマスターが出会うのだ。
    再読なのだが、キャスターを倒してからの各マスターとサーヴァントの行動について、結構忘れていた。ディルムッドが主への忠義を果たすことなく悲惨に倒れたことは記憶していたが、切嗣が卑劣な手を使ったんだね。その切嗣が、初めて心の内をセイバーに明かした。決して英雄と相容れない思想だ。ライダーのような自己の赴くままに戦いを広げていった者ならまだしも、セイバーのような信念をもって戦いを行う者など、理解したくもないし傍に置きたくもないだろう。切嗣の内面が分かっただけに相性が最悪なことが分かる。
    かつて正義の味方を目指した男は、悪を一身に引き受けて。その息子は理想を求めてどこまでも進む。いつか理想を抱いて溺死するとも知らずに。それでも追い求める未来があると知ってか知らずか。彼は、正義を求めて冷酷な判断を下しつつ、心を凍らせなかった。人間らしい心をもったままだから、彼は耐えられなかった。一つでも多くの命を救おうと、少ない方を切り捨てた。半分を切り捨て、そのまた半分を切り捨て、そして最後に行き着くところはどこだろう。それは切嗣のことか、士郎のことか。
    第四次のメンバーに比べたら、士郎がとてもまともに見える。他のマスターも凛に桜、イリヤと魔術師らしい魔術師だし。というか第五次は全般的に若いのか。

  • キャスターとリュウノスケの考え方、アーチャーとバーサーカーの戦闘、キレイの偏った考え方など詳細に描かれてマル。

  • 虚淵玄のFate/Zeroの第4巻。ようやく、それぞれのマスター、サーヴァントの考え方や進む方向が明確に整理されました。それぞれの進む道が明確になったにもかかわらず、サブタイトルの通り聖杯戦争落伍者が続出の巻です。今回はキャスター陣営とランサー陣営が中心の話ですね。悪逆非道の限りを尽くしたキャンサー達と騎士道、忠義に尽くそうとしたランサーの姿が対照的で読んでて辛かった。最後に一切無視を決め込んでいた切嗣とセイバーの関係性にも変化の兆しが見えてが、この先に待ち受けるものが悲劇しかなくても突き進むのみ。

  • フェイトゼロ4読了。なんという熱く燃える展開!この共闘は熱い!燃え要素をこれでもかとばかり詰め込んだ共闘でした。そしてやっぱりライダーとウェイバーかっこいい。ウェイバーの、わかってる!わかってるんだよ!がこう…ぶわってきた…この二人がますます熱い

  • 持っているのは同人誌版。

  • キャスター陣営大活躍の巻。夢に向かって支えあい、励ましあい、奮闘するキャスターと竜之介が読んでいて微笑ましい。努力の方向性は最悪だけれど。冒頭の竜之介の弁舌は一見の価値あり。

    そして切嗣の外道っぷりが益々光るw。これで主人公というのが、ちょっと信じられない。

  • ☆3.5

    キャスター組みの巻。
    序盤に出てくる龍之介の哲学。
    それに感銘を受けるキャスター。
    やっとここで龍之介はマスターになったのかなと思った。

    切嗣とセイバーがやっと少しだけ話す。
    思想が異なる二人だけに関係が近くなることは無い。
    どっちの考え方も分からないでも無いけど好きじゃない。
    結局大事なのは自分がどうしたいかじゃないだろうか。

  • 舞弥の存在を忘れていたのは私です(笑)

    切嗣はどこからともなく現れて、物語的に良いとこを持っていくなぁ。

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著者プロフィール

Nitroplus所属のシナリオライター。小説家。主な代表作は『Phantom PHANTOM OF INFERNO』『Fate/Zero』『白貌の伝道師』。

「2015年 『RPF レッドドラゴン 6 第六夜(下) 果ての果て』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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