霧のむこうのふしぎな町 (講談社青い鳥文庫 11-1)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 919
感想 : 151
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061470217

感想・レビュー・書評

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  • 何十回読んでもあきないなぁ。私の本好きを発症させてくれた一冊です。
    きちがい通りに出くわす夢を見続けていますが、ペンを持って紙に向かってもなかなか行けない( ; ; )今年こそは、一編完成させるぞっ

  • 子供時代に買って、引越ししても、大掃除しても捨てずにいまだに持ち続けている唯一の本です。
    子供の時は働くことにあこがれてたな~となつかしくなります。
    千と千尋の元ネタと知った時はびっくりでした。
    あとお菓子がおいしそう。

  • 知っている方もいると思いますが、「千と千尋の神隠し」のモデルとなったお話です。
    科学者のイっちゃんが作る、いつでも花が咲いている通り、「花は、その季節に咲くから、美しんだ。」と、言う、イっちゃんの言葉に、納得しつつも、私も主人公の子と同じように、この通り、好きでした。(千と千尋にも、出てきます)作者の柏葉さんは、薬剤師さんです。この方の作品は、どれも温かく、ちょっとひねくれた感じが、なかなか良いです。

  • これ、子どもの頃に読みたかったなあ。今読んでもあまり古い感じがしません。出てくる食べ物がおいしそう! みょうがを食べ過ぎると物忘れがひどくなる、と昔母に言われたことを思い出しました。今でもみょうが大好き。
    ……だから物忘れが激しいのか、なんて思ったりしました。

  • 小学校の頃、通ってた公文の先生の所で出会った本。この話の雰囲気が大好きで親が迎えにくるの遅くなればいいのにと思いながら読んでました。10年以上経ってから、千と千尋の神かくしのもとになったと知ってビックリ。
    改訂版より昔の本の方が挿絵とか含めて本の雰囲気が好き。

  • 『千と千尋の神隠し』の原案と言われている物語。あらすじはまったく異なるが、いじわるそうなおばぁちゃんが出てきたり、不思議な世界に迷い込んだりする点は、似てなくもない。あとがきは、佐藤さとる氏。そういえば雰囲気はコロボックルシリーズに似ているかも。荒削りながら、独特の世界観です。

  • 気付くと異世界へ足を踏み込んだ主人公の女の子は、最初は何も出来ないんだけど町の人と触れ合う中で成長していく物語。

    大好きだったこの本が、これまた大好きな『耳をすませば』の天沢聖司くんが図書館で読んでいた時に運命を感じた(一方的に)。

    そしてこれが『千と千尋の神隠し』のモデルになったと知った時に、私の一部は宮崎駿で出来てるんだと思った。

  • 子供の頃に買って貰った宝物。 私の本は古いので絵が違う!昔は怖い絵だと思ってたけど、今見ると味があって、やっぱコレよねぇ(-_-; と思うww 不思議な町に行きたくて仕方なかったあの頃を思い出す…。 ホントに子供向けの本だけど、不思議な町の住人がいきいきと書かれていて、本当にどこかにあるんじゃないかなぁ…と想像を膨らませていた小学生の私…。夢があって子供にオススメ(^O^)/

  • あべちゃんのおすすめは千と千尋の神隠しのメイン原作本。

  • リナと一緒にきちがい横町で過ごした長くて短いあの夏。 2016-40

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著者プロフィール

児童文学作家。岩手県生まれ。東北薬科大学卒業。大学在学中に講談社児童文学新人賞を受賞し、『霧のむこうのふしぎな町』でデビュー。ファンタジー作品を多く書き続けている。『牡丹さんの不思議な毎日』で産経児童出版文化賞大賞、『つづきの図書館』で小学館児童出版文化賞、『岬のマヨイガ』で野間児童文芸賞受賞、『帰命寺横町の夏』英語版でバチェルダー賞受賞など受賞歴多数。


「2023年 『トットちゃんの 15つぶの だいず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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