霧のむこうのふしぎな町 (講談社青い鳥文庫 11-1)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 919
感想 : 151
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061470217

感想・レビュー・書評

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  • これはもう、本当に大好きな作品!
    私の読書の原点である。
    小学校のころに読み、読んだ後に自分がどこにいるのかわからなくなったほど、物語に引き込まれた。

    登場人物がとても魅力的!
    個性あふれすぎてるけれど、愛すべき住人がたくさん。
    どんなにきちがい通りにいきたいと願ったことか。

    子どもはもちろん、大人にも手にとってほしい。

  • なんど読んでも色褪せない
    なんど読んでも不思議な町に連れてってくれる
    キャラが濃い登場人物きちがい通りの人々
    小学校の時はじめて読みましたが
    昔も今も 一番好きなファンタジーです。
    ずっと醒めたくないと思う そんな夢のような物語

  • 小学生から大好きな本。大人になって新しく買ったくらい。不思議な国へ迷い込むそして働く。お父さんも昔たどった国。いつまでたっててもわすれられないこんな物語。大人でも、もしかしたらこんなのあるかもなんて思ってしまいます。いつか子供も読んでもらいたい。

  • 小学校の時に何度も読んで、大人になってまた読みたくなり購入した本です。
    主人公の女の子が不思議な町に一人で迷いこんだお話です。
    ろうそくの火の色とかお菓子とか普通には無いものばかりで、行ってみたいなと当時は思っていました。
    そういえば、この物語に出てくるおばあさんが当時は意地悪で嫌いでしたが、大人になって読んでみるとまた違った印象を持ちました。
    こういうのがまた大人になっても楽しめる理由の1つなのかもしれませんね。

  • 太らないお菓子が食べたいな、と思った小学生の自分。
    これに関しては、感想より思い出を書きます。

    小学6年生のころ、背も大きくて優しい、お兄ちゃんのように慕っていた同級生の男の子がいました。
     
    あるとき国語の授業で「おすすめの本の帯を書こう」というものがありました。
    そのころから自称文学少女だった私は、みんなとは違うんだぜ! というええかっこしいが出て、自分でもやっとなんとか読み終えた、オススメするような余裕なんてないような古典を持っていきました(笑)

    そのとき彼が持ってきていたのがこの本。
    青い鳥文庫の本を、自分より二回りも大きい男の子が持っているのはとても不思議で、でもなんだか羨ましいような気になりました。

    その日のうちに、本屋さんで買ってきて、読みました。

    彼は遠い場所にある私立中学校に進学して、音信不通なのですが、今でもたまに「元気かなあ」なんて思います。
    小学生の自分を懐かしく思ってしまうほど遠くに来てしまったらしい自分に、感慨深さと同時にちょっと切ないです。

  • なんどもなんども読み返し、空想して楽しんだ本。何気に人生の機微についてもきちんと書かれている教育的道徳的な本だということに大人になってから気づき愕然とした。

  • 大人しくて物怖じする主人公の女の子が、夏休み不思議な街に行く事になります。お世話になるおばあさんの方針は「働かざる者、食うべからず。」戸惑いながらも少しづつ成長していきます。
    何も出来ないと思っている自分でも、誰かの為になれるという勇気をくれる本です。

  • 大好きな本!何度読んでも飽きない。また違った世界に連れて行ってくれるような気持ちになります。
    また久しぶりに読みたいなぁ。

  • 千と千尋のもとってきいてお母さんが購入。こっちはメルヘンです。すき。

  • 小学生の頃に読んで大好きになった一冊。
    何度も読み返しました。

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著者プロフィール

児童文学作家。岩手県生まれ。東北薬科大学卒業。大学在学中に講談社児童文学新人賞を受賞し、『霧のむこうのふしぎな町』でデビュー。ファンタジー作品を多く書き続けている。『牡丹さんの不思議な毎日』で産経児童出版文化賞大賞、『つづきの図書館』で小学館児童出版文化賞、『岬のマヨイガ』で野間児童文芸賞受賞、『帰命寺横町の夏』英語版でバチェルダー賞受賞など受賞歴多数。


「2023年 『トットちゃんの 15つぶの だいず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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