チベット旅行記(2) (講談社学術文庫)

著者 : 河口慧海

• 講談社 (1978年7月10日発売)

作品紹介・あらすじ

仏教の原典を求めたいという求道者の一心から、厳重な鎖国をしくチベットに、あらゆる困難にうちかって単身入国を果たした河口慧海師の旅行記。抜群の面白さをもっているだけでなく、チベットの風俗・習慣等についての的確な記述は、本書をチベット研究のための第一級の基本的文献としている。この第二巻では、チベット国境を越えた慧海が、厳重な警備の眼を避けながらチベット第二の都シカチェを経てラサに至るまでが述べられる。

感想・レビュー・書評

[megazoneさんの感想 · 2023年1月21日]

明治30年代
鎖国中のチベットに潜入した男がいた
河口慧海 のチベット旅行記　全5巻
2巻は国境を越えラサに至るまで

[キじばと。。さんの感想 · 2017年5月18日]

第２巻では、著者の高徳を慕うチベット人の女性から結婚を迫られ、その親戚の男たちに命を狙われたり、盗賊に持ち物を奪われるといった危機を乗り越えて、チベット第２の都であるシカチェを経て、ラサにたどり着くまでが描かれています。

やはり講談を髣髴させる文章がおもしろくて、思わず引き込まれてしまいます。

[titowg7さんの感想 · 2016年10月28日]

新書文庫

[panda88さんの感想 · 2013年3月3日]

全５巻の第２巻。カイラスからラサまで。

[kantadamouhuさんの感想 · 2011年9月30日]

進行は遅いが2巻も面白かった。

[なつめさんの感想 · 2010年8月25日]

第二巻に入ってお坊さんのイメージがさらに壊される。一言で言って「ワルいやつ」。タフでクールで知恵が回る。巡礼の娘さんでなくても好きになっちゃうかもなぁ。

目が見えなくなったり吐血したり強盗に遭ったり、ついにラサへ。

[adlibさんの感想 · 2010年2月27日]

　
──　河口 慧海《チベット旅行記（二）19780710 講談社学術文庫》19780707-19940315-1219
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/406158264X
　
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20080310
　かくも長き不在 ～ 49 Years in Tibet ～
　
（20100227）（20181111）
　

[えみりんさんの感想 · 2008年7月19日]

ようやくラサに到着。

[bookjiroさんの感想 · 2006年8月18日]

2巻目。ラサに着くまでの話です。これまた壮絶。