殺戮にいたる病 (講談社ノベルス アK- 5)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061817913

感想・レビュー・書評

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  • 後ろの惹句からしてこの手の仕掛けがあることはわかっていたはずなんだけど、読んでいるうちにすっかり忘れていた。グロ描写が完全にエンタメ。

  • 死体とでないとSEXできない蒲生稔.島殺した後に乳房や性器を切り取って持ち帰って偏愛する,物語は稔と母と樋口という元警官の3人の視点で進められる.最後の落ちは意外で一回読んだだけでは分からない.

  • 初めてこの系統のトリックに出会った作品。騙されたときは気持ちよかった~

  • おぞましい。読みたくないと思いつつ、最後まで読んでしまいました。
    最後の章で知る意外な真相。これが叙述トリックというのですか・・。私にはよくわかりません。

  • <table style="width:75%;border:0;" border="0"><tr><td style="border:none;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061817914/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="image/noimage.gif" alt="殺戮にいたる病 (講談社ノベルス)" style="border:none;" /></a></td><td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/goods/4061817914/yorimichikan-22" target="_blank">殺戮にいたる病 (講談社ノベルス)</a><br />(1994/08)<br />我孫子 武丸<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061817914/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank">商品詳細を見る</a></td></tr></table>
    <blockquote><p><strong>惨殺、そして凌辱――。何ものかに憑き動かされるように次々と猟奇殺人を重ねていった男の名前は蒲生稔! 冒頭の“エピローグ”で示される事実が、最終章であっと驚く意外な変容を遂げる。異常犯罪者の心の軌跡をたどりながら、想像力の欠如した現代人の病巣を抉る、衝撃のサイコ・ホラー。</strong></p></blockquote>
    まず目を瞠るのは、エピローグが冒頭に配されていることである。一連の猟奇殺人の犯人・蒲生稔が逮捕される場面である。
    そう、犯人は冒頭で明らかにされているのである。その後に、逮捕に至るおぞましすぎる経緯がつづくのである。あまりにも凄絶な描写は途中で読むのをやめようかと思ったほどである。
    しかし最後の最後、一瞬にして事件は違う様相を見せるのである。それまで見せられてきたおぞましさをさらに超えた目を覆いたくなるような結末である。

  • 殺戮の意味も読み方もわからない頃に読んだので、とにかくよくわからない話だった。グロかったし、あまり読み返したい話ではない。
    今読むとまたちょっと違うのかも。

  • 物語は3人の視点からそれぞれ進んでいきます。これまたちょっと偏った性癖の話なんで抵抗のある人は読まないほうがいいかと思います。初回読了後はぜんぜん理解できませんでした。騙されてみてください。

  • サイコホラーもの。殺人鬼が主人公と言うだけあってグロさは否めないが、逆にそのおかげで臨場感があって、だらだらせず一気にすぱっと読める。でもちょっと胃がムカムカしるかも。

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著者プロフィール

1962年、兵庫県生まれ。京都大学文学部中退。在学中は推理小説研究会に所属する。89年、『8の殺人』で作家デビュー。主な作品に、『人形はこたつで推理する』にはじまる「人形」シリーズほか、『殺戮にいたる病』『ディプロトドンティア・マクロプス』『弥勒の掌』『眠り姫とバンパイア』『警視庁特捜班ドットジェイピー』『さよならのためだけに』『狼と兎のゲーム』『裁く眼』『怪盗不思議紳士』『凜の弦音』『修羅の家』などがある。小説の枠を越えマルチに活躍し、ゲームソフト「かまいたちの夜」シリーズの制作でも知られる。

「2022年 『監禁探偵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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