すべてがFになる (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 508
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  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061819016

感想・レビュー・書評

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  • 密室殺人の謎について、不思議だなぁ~って言っている描写が長過ぎて、
    途中ちょっと読むのがしんどくなったところがありました。
    でも最終的には満足です。
    読後感が予想以上に良くて。
    最後の2行が、何とも言えず劇的で好きです。

  • コンピュータ理論。トロイの木馬。

  • 再読.今読んで前より面白さが染み入ってきた.何気ない会話に共感するところが増えてきたような気がする.

  • ことしはS&Mシリーズをちゃんと読む。もうすこし静かな筆致だったような気がしていたのだけど記憶よりがちゃがちゃしていた。

  • 事件が起こって、犯人を探す、トリックを暴くタイプのミステリ。トリックの組み立て方がとてもよかった。
    容疑者Xの献身を先に読んでいたので、あっ…、というところもあった。
    読み終わって1996年の作品とあって、ああ、全体的に古い感じはこれかと思った。
    この素材(コンピュータ)の話をこの時代に読んでいたらきっとちんぷんかんぷんだったと思う。個人的に今だから結構理解できたのではないかなと。時代は変わるな…。

    前半の事件の起こりまでが若干退屈なのと、視点になる二人がどうも好きになれなかったのが評価が上がらなかった点。
    登場人物の書き方も時代があるのかな。
    あと、犀川先生タバコ吸いすぎ!

  • 再読。なんだけれど、かなり忘れていて、萌絵ってこんな空気が読めないお譲さまキャラだっけ?と思ったり。

    真賀田四季。

  • 旦那の紹介で読み始めた。
    犀川教授の理想が映画マトリックスみたいだったので、発行年をみたら1996年。
    マトリックスより前ですね。
    マトリックス見てなかったら、犀川教授の言ってることは私には理解できなかったろうな。
    20年も昔の作品にしては、古さを感じないのが凄い。

    プログラミングのこととかも、今なら漠然とわかるけど、昔の自分じゃチンプンカンプンだったろうしなあ。

    謎解きに関しては、私の今まで読んできた推理小説とかと趣?が少し違って、全く予想がつかず、漠然と読んでた。

    段々とああそうか、ここが複線で犯人はこいつだな?みたいなキタキター。って感じにはならず。
    そこは、私の知識やらが足りない部分だろうな。

    読み物としてはサクサク読めて、面白かったのでまた続編を読みたい

  • トリックの組み立てはなるほどと思うが密室の中でのあの生活ははたして可能なのかという疑問は残る。
    動機も理解できない。天才の思考は理解を超えている、というのはいいが腑に落ちない。

  • ミステリーが読みたくて手元に置いていて、やっと読みきりました。プログラミングに詳しくないので分からない箇所もあったけど、最後はスッキリしました。シリーズ物なので、続きも読むのが楽しみです。

  • ヘリから降りてくるシーンは完全に思い込まされてました。プログラムを下手ながらかじっていたので途中の解説でようやくわかりました。F+ALLかなとか思ってましたが全然違いました。

    15年離れた年でもばれない四季博士がどれだけ美人か見てみたいものですね。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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