暁天の星 鬼籍通覧 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 278
感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061820791

感想・レビュー・書評

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  • 伊月と筧の通っていた小学校で起こった少女4人誘拐事件
    殺害された1人の少女が、生き逃れた3人に復讐(?)に来る話

  • ミステリーかと思ったらミステリーではなかったのですが、面白かったです。最初にこれを持ってこられるとこの後が楽になりそうですね笑
    法医学室のことを知って欲しいという思いからの作品だということで、解剖室の描写が多かったですが興味深く拝読させて頂きました。続きも読んで行こうかと思います。

  • 2014/8/25
    著者あとがきにもあるようにミステリだと思って読んでたらX-fileだった。そのとおり。
    ★3にしたけど★2かなと今も悩んでいる。
    「法医学者が書く」って部分は魅力的。
    でも小説としてはむむむ。
    解剖とか凄惨な死体とかはうげーと思いながらもある程度興味深く読めた。
    でも登場人物がな~
    あんまり好きになれない。狙いが透けて見える感じ。
    でもどうしょうもなく嫌いでもない。
    そして驚きの投げっぱなしの結末。
    ホラーと思えばこれはこれなんだけどミステリと思ってたからさ。

  • 法医学教室が舞台のミステリー(?)ミステリーだと思いきや、ホラー?!背筋が寒くなった。
    解剖の様子・過程がとても細かく描写されていて、頭に浮かぶイメージ画像にモザイクをかけながら読み進めた。
    登場人物のキャラが面白く、やり取りも軽快で重くならずに読めた。続きも読んでみようと思う。

  • ミステリーだと思っていたら、ホラーだった。

  • ご本人も後書きで書いていらっしゃるように、法医学のミステリーものだと思って読め始めたらXファイルだった、という雰囲気です。
    法医学の用語がたくさん出てくるので少々読みづらいけれど、だからこそ、科学的で現実を感じさせる雰囲気がある。その中で、科学だけでは説明ができない事実が、しかも科学的に検証した結果、非科学的な現象が見られるので、背筋がざわざわするような怖さがある。今回作中に登場した解剖のシーンが、かなりグロテスクな描写があったので、それも怖さを増幅させていると思う。
    一般の人には耐えづらいような状態も、法医学に関わる人たちや警察関係者には日常でもあり、その中でご飯を食べたり、生きていくという普通の行為があって、こういう仕事をされている方々は、本当に大変なんだなぁとしみじみ思った。

    正直、ストーリーとしてすっきり終わっているかと言うとそうでもないとは思うけれど、それも現実くさくていいかと。
    実際はやりきれない思いで仕事を終えなければいけないことも多々あるだろうし、このお話は、ホラーやミステリーとしてよりも、法医学がどういったものか、それに従事している人々とは一体どういう人なのか、がメインなのではないかな、と思う。

    作中に登場する伏野ミチルさんは、やっぱり作者がモデルなんだろうか。

  • 再読。
    10年ほど前に読んだときはラストがすっごく怖くて
    ホラー小説としてお気に入りの1冊だったのですが、改めて読んでみると・・・ううーん。

    登場人物がみんなマンガのキャラクターのようです。
    特にミチルさんの「ちょっとボーっとしているけど姉御肌な美人」像は
    やり過ぎじゃないかなと感じました。
    著者と同名(漢字は違いますが)ならばもうちょっと謙虚な設定でよかったのでは…。

  • シリーズ1冊目。初読は高校生の頃でした。
    このシリーズは巻によってミステリーだったりオカルトだったり複合型の話だったりするので好みが分かれるかもしれません。
    法医学関係の描写は細かく、人物描写は暖かいと感じました。

    ホワイトハート版では何故かBL扱いされていますが、その様な描写は無かったかと思います。

  • 法医学教室モノ。
    ミステリじゃなかった!

  • 法医学!
    事細かな描写が、リアルで素敵!と思っていたら
    本物の先生だったんですね...あばば

    最後がミステリーで
    え!そういう解決方法なの?!
    驚きました。

    が 面白い。

    椹野作品は
    絶対にご飯たべるよなー

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著者プロフィール

作家。監察医。講談社ホワイトハート「人買奇談」にてデビュー。代表作は「鬼籍通覧」シリーズ、「奇談」シリーズ(講談社)、「最後の晩ごはん」(KADOKAWA)、「時をかける眼鏡」(集英社)など多数。

「2023年 『妖魔と下僕の契約条件 5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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