零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス)

著者 : 西尾維新

• 講談社 (2004年2月5日発売)

感想・レビュー・書評

[なんさんの感想 · 2011年6月10日]

人間シリーズで一番好きだなぁ。
伊織ちゃんは私が読んだありとあらゆる作品の中で一番好きな女の子かもしれない。ふっきれたあたりがもう好きすぎて涎出る。

[スケルトンさんの感想 · 2011年5月7日]

「零崎一賊」――それは“殺し名”の第三位に列せられる殺人鬼の一族。その長兄にして切り込み隊長、“二十人目の地獄”にして奇怪な大鋏“自殺志願”の使い手、零崎双識が赴いた行方不明の弟さがしの旅は、未曾有の闘争劇の幕開けだった！息をもつかせぬ波乱の向こう側に双識を待つものは……！？新青春エンタの最前線がここにある。

[トイタさんの感想 · 2011年4月30日]

変態長兄の話し。

初対面の女子高生に、
「私の妹にならないかい？」
とか言っちゃう零崎一賊の中でも、最も激しい家族主義者。

軋識もそうだけれど、周囲の評価が高いのそこまで活躍が見れないのが残念。内容としてはそこそこ好きなんだけど…。

俺のは妹だけど、弟や妹に格好良いと思われたいってのは、モチベーションを保つのにいいかも。


好きなシーン
「弟を殺す兄。そんなものはもう存在としては兄とは呼べないのさ。そいつは最早人ではないし、そいつは最早鬼でもない、ただの獣か、あるいは化物さ」の辺り。

生まれて初めて――檻から出られた。
だから彼は家族を守る。
だから彼は家族を愛する。
だから彼は家族の手を握る。
だから彼は家族を抱きしめる。
だから彼は家族の絆を重んじる。
だから彼は――
こんなところで、死ぬわけにはいかない。

[斜芭萌葱さんの感想 · 2011年2月20日]

ここまでバタバタ死なれるといっそ爽快。物凄く歪んだ「家族」の物語。

[スイさんの感想 · 2011年2月7日]

うわああああん　零崎かわいいよ一賊！！！←
登場人物が使い捨てのようにばっさばっさお亡くなりになる件。

[culehaさんの感想 · 2011年2月3日]

双識さん。
ああ、こういう人なのね。でした。

こう伊織ちゃんはKYが見所ですね。うん。
最後切ないです。
後一番初めの薙真くんの可愛さ異常。

[raven530さんの感想 · 2011年1月31日]

家族愛！！

[yoiさんの感想 · 2011年1月21日]

伊織ちゃんが好きなだけです。兄妹最高。

[あこさんの感想 · 2010年12月30日]

　
西尾維新さんの「戯言シリーズ」のスピンオフ的シリーズ。
２巻にて登場した殺人鬼 零崎人識の所属する、
裏世界・暴力を支配する零崎一賊にスポットを当てたシリーズ。

とにかくキャラクターの濃い事濃い事。
でもどこか憎めない一賊の皆様。
皆様殺人鬼なので結構エグイ描写もあるんですがね。

オススメは「零崎人識の人間関係～無桐伊織との関係～」と「～匂宮出夢との関係～」
零崎人識はツンデレで、お洒落頑張ってて、誰よりも優しい男の人です。
そんな人識君の活躍するシリーズです。
　

[ミツキさんの感想 · 2010年12月27日]

零崎一族に、また一人、兄妹が増えるお話。

著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中！

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」