ザレゴトディクショナル 戯言シリーズ用語辞典 (講談社ノベルス)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (388ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061824898

感想・レビュー・書評

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  • 「用語辞典」と銘打ってあるものの、
    単に言葉・人物の作中での様子・意味を説明しているものでない。
    むしろそんな説明はかなり低い割合で、
    大半が著者・西尾維新の作成秘話や想い…
    辞書というより長い長いあとがきを読んでいる気分でした。

    そんなわけで、パッとめくって読むじゃなく、
    「あ」行から順番に読んで行っても
    全くと言っていいほど退屈しなかった。
    こんな辞書は初めて・・・!!

    ただ、これから先も活躍の場のあるキャラだから明かせないのか、
    「未詳」で疑問のままに終わらす箇所が多いのが若干残念。

    しかし、人物に対する「キャラ立て」と「名づけ」に
    込める魂みたいなものは強烈に感じた。
    「キャラ立て」はまだしも、「名づけ」に至っては
    ここまで語幹・字面・意味に拘る作家も珍しいと思う。
    "名前先行"型のキャラクターがいるくらいだ。

    しかし、西尾さん。
    春日さんや絵本さんとか、お姉さんタイプが好きなんですね。
    個人的に崩子ちゃんみたいな妹系の造型が巧いと思ったのに…(笑)

  • 戯言シリーズの用語集です。
    春日井さんの説明がやたら長いのにウケましたw

  • 戯言シリーズに出てきたあらゆるものについて語っている辞書、のようなもの。
    裏話や小ネタなどが満載でこういうのが好きな人には楽しい1冊となっております。
    また、西尾氏の創作の仕方や思考なども垣間見れたのもちょっと楽しかったです。

  • 購入するまではいかなかったですが、読んでるといろんな人物人物の裏話とかが出てきてくすっ(*・v・)ときます。
    でも自分がいちばん印象に残ってるのは『ういろう』の項。ご覧あれ。竹さん作の4コマ『戯言一番』も載ってます。これもステキ。

  • コレを読めば戯言シリーズの全てがわかる!!
    ・・・とは言い切れない。

  • 西尾維新が架空の作者な訳がない。

  • 本当にディクショナルだからちょっとこれは買うかどうか迷うなあ…

  • まだ読んでますん。

  • 思わせぶりすぎる。色々なことを知った、辞書。

  • 西尾維新って相当感覚的に小説を書いてる人だと思っていたので、かなり考えてることにびっくりした。…いや、そりゃ当たり前なんですが。それにしても思わせ振りな辞書だなあ。

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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