- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061826793
作品紹介・あらすじ
「零崎一賊」――それは“殺し名”の第三位に列せられる殺人鬼の一賊。
汀目俊希として中学校に通う零崎人識の下に、彼の友人を名乗る人物が現れた。“殺し名”序列一位、匂宮雑伎団の次期エース、匂宮出夢である。その口から発せられた『お願い』とは……!?
感想・レビュー・書評
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出夢、人識、玉藻ちゃんの連携プレー。
途中までは3人のずれているような友情が楽しかったのですが結末が最悪のバットエンドでした。
さすが人類最悪がもたらしただけの結果である。
出夢君と人識の決別、直木三銃士の死がことごとく無駄になった事がどうしようもなくはがゆい。
西東さんは好きなキャラだけど今回はまさの人類『最悪』の遊び人の実力発揮といったところで本当に最悪としか言いようがない人間でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人識と出夢はこんなに複雑な関係だったとは。戯言シリーズの印象も変わってしまう。まず出夢と殺り合ったいーちゃん凄すぎってことなんだけど。さらに出夢の身体年齢18才だったのかよ!もっと子どものイメージだった。そんで総合して±0だった西東天の好感度は大きくマイナスに振れた。二人のすれ違いは切ないものがあるけど、どうしようもなかったのかなという感じもする。ちなみに直木三銃士がいい話で意表をつかれた。西尾維新の「強さ、成し遂げた事とかも情報の一個に過ぎない」って考え方も考えさせられる。この巻が最終巻ですっての見たとき冷や汗かいた。四巻同時発売だったのね、焦った。やっぱいーちゃんとの話を最後にしたい。
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いやぁ、これぞ恋というか何というか。
殺したいほど愛してるってこういうことなんでしょう。
きっと出夢は人識の全部が欲しかったんでしょうね。文字通り全部。
だから彼が出夢の知らない世界を持っていることがほとほと気に入らなかったのでしょう。
全部あげたいから、愛したいし殺したい。
全部ほしいから、愛してほしいし殺してほしい。
たったそれだけのことなのでしょう。
誰かを頼ることは弱さなのでしょうか。
誰も頼れないことはまた弱さでありますがその辺の線引きは非常に難しいなぁと思わずにはいられません、はい。
でも強さが身を助けることがあるように、弱さもまた身を助けたりもするのでしょうね。
まあなんというか『嫌いは好きの裏返し』というのを如実に見れた気がします。
きっと好きに色々あるように、嫌いにも色々あるのでしょうね、うん。 -
"913-N
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まあまあ。折角やしもうちょい掘り下げてほしいかも。
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久しぶりに読んだけど、、、。出夢くーん。
戯言はわからないままに読んでるとこもあって読むたびにあ、そーゆーことねと諸々が紐解かれてくかんじはあって、以前読んだときは人識くんと出夢くんの関係に消化不良感はあったんだけど、今回はそこのところがちょっと解消されたかも。
切ねーな…。でも永遠。双識さんとの関係読まなきゃ。