- Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061850446
感想・レビュー・書評
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すごく引き込まれるというか、騙されるというか。ミステリとしてはよく出来た作品だなあと思いました。(上から目線だな!)
ただ、こんな計画を実行するような人物を作り出した、島田荘司は、なんて悪魔的なひとなのだろう・・・
あと御手洗氏が榎木津様とかぶってしまうのは、私が榎木津信者だからだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(メモ:高等部1年のときに読了。)
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最後の結末には驚かされました 。
ただ御手洗のキャラ設定というか、あんまり他人に干渉しないかとおもってたのに、最後しかもほとんど関わってない事件をあっさり解き過ぎに感じた。
でも、こんなことを思いつくのはすごいとおもったので、4つ☆ -
今日読み直したけど、楽しめた。
何度読んでも楽しめるとか天才だろ。
地の文章が本当に面白いんだ。
島田もあとがきで書いてるけど、習作として書いた1作目だけあって後のバカミステリーのような驚きなトリックは無く全然強烈でも派手でもないし、
最近多い小話も何もない一本のストーリーだけど、
本当に面白い。
論述っちゃー論述トリックかな?
でもそんなトリックとかよりも内容が上手い。
そして御手洗。
御手洗は良いキャラだ。
本当にこの頃の御手洗は島田も書いてたけど、悩んでる自分を笑い飛ばして元気をくれるタイプの良いキャラだと思う。
基本ネガティブで卑屈で石岡君タイプな私は本当に御手洗は良いと思う。
こんな人が傍にいたらどんなに楽かと思う。
最近の御手洗ときたらやれ研究だの講義だので、
「なんだね僕は忙しいんだよそれはこの僕の貴重な時間を割くほどのことなのかい?!あぁもうなんでそんな簡単な事が分からないんだい石岡君!じゃあ後でFAX送っておくから読んでおいてくれたまえ!」とキリキリカリカリしちゃってるけど、
そんなの御手洗じゃない。
どうした御手洗。
大学だの研究室だのという枠組みの中に捕らわれてストレスが溜まってるのか。
早く日本に帰ってきてニートすれすれなゆとりのある生活に戻って、
元の自分を取り戻してくれ。本当にたのむ。
と、いう事で、御手洗ファンとしてはぜひ読んで欲しいが、
出来ればこれは1冊目に読んで欲しくない。
そんな作品。
一番メインのオチに関しては読むまで騙されてました。素晴らしい。感動した。 -
中々キャラの濃い、御手洗潔って探偵が出てきた。
やたら手の込んだ騙しをしていた。
その労力、地球の為に使おう。 -
完全改訂版が気になるので、そちらを読む前に復習のための再読。
あぁ、この時の彼はなんて男らしかったのだろう…。
御手洗さんも奇人振りが際立ってて素敵だったわぁ…。
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巷に溢れる爽やか青春小説とは一味違う、清濁併せ持つひとつの遅い青春。
島田荘司さんは昔からすごいなあ。 -
し-26-6
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御手洗潔シリーズ。
高校の時に塾の先生にすすめられて読んだ。
ミステリの傑作!