遺留品 (講談社文庫)

制作 : 相原 真理子 
  • 講談社
3.43
  • (38)
  • (78)
  • (202)
  • (9)
  • (2)
本棚登録 : 842
レビュー : 52
  • Amazon.co.jp ・本 (508ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061853133

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 発売当時、夢中になって読んだ検屍官シリーズが読みたくなり、3作目を再読。

    半ば白骨化した死体の人差し指につけられた小さな傷と、骨から抜き取った弾丸をもとに犯人像や犯行の様子を推理していく検屍官スカーペッタの推理が鮮やか!

    前2作と同様、ケイは犯人とすれ違い、危険な状況に陥ってしまう。またもや同じパターンね、と思いつつも主人公が犯人に迫る緊迫感があるから盛り上がるので、そこはご愛嬌。

    シリーズが進むにつれてスカーペッタとマリーノの関係が微妙に変化している点も興味深い。
    当初マリーノの粗野で無神経ぶりにイライラし、疎ましく感じることが多かったが、二人の付き合いも6、7年に渡っている本作では、スカーペッタがマリーノを温かな眼差しで眺めているのが感じられる。

  • 読んでる間は面白かったけど、読み終わったら、あれ?って思ってしまいました。
    ちょっと都合が良すぎな今作でした。

  • 評価はのちほど。。。

  • 既読

  • 読むスピードは変わらないとおもうけどすごく長持ちした。なぜ。

  • 風呂敷を広げすぎて、着地点が駆け込みになった感が。
    ああいう落ちなら、中盤くらいから犯人候補を出してきても良かったのではないかと。

  • マークが出てくるとうっとうしいけど、ケイとマリーノの関係がわりと好き。事件の解決よりもそのへんがいいからつい読んじゃうんだろうな。

  • さてさてこれは2時間ドラマのサスペンスか、ワンクールの連続サスペンスドラマか。カップルが誘拐され白骨化した遺体が発見されるという事件が連続した。検屍官ケイは4件目の被害者が次期副大統領候補とも目される大物女性議員の娘であることを知る。恋人との行き違いから秘かにカウンセリングを受けているケイ。妻に出て行かれたベテラン刑事。何かを隠すFBIの捜査官。事件を追う友人の新聞記者アビー。登場人物はお互いに問題を抱えながらも次第に事件の真相に近づいていく。これは2時間で収めるにはちょっと無理かも。検屍官というと「死体は語る」といいながら名取裕子が出てきそうだが、ケイは恋人であるFBIの捜査官に疑いを持ちながら彼を求めている自分に気づき悩んでいる。被害者の両親の嘆きに対し何かを隠す当局に怒りをもって自ら事件現場を捜査していく。ちょっとあの明るいキャラではない。全て家庭のことを妻に任せきりで身の回りのこともできない中年男の刑事、事件の捜査で知り合った霊能者に妻のことを聞くあたり、熟年離婚された男ってこんなものかと思ってしまう。大物議員を失脚させるための罠なのか、CIAが絡んでいるのか、事件を追ううちに追いつめられていく記者のアビー。少しづつ謎がほぐれてきたとき彼らの間にも信頼が戻ってくる。しかし、予想もしなかった悲しい結末が彼らを待っている。犯人の影はいつまでも見えてこない。なぜなら、本当に最後のほうにしか登場しないから。ウーン、これは連ドラですね。

  • 「検死官」シリーズの3作目。
    連続カップル殺人のお話。

  • Cancun 2007

著者プロフィール

マイアミ生まれ。警察記者、検屍局のコンピューター・アナリストを経て、1990年『検屍官』で小説デビュー。MWA・CWA最優秀処女長編賞を受賞して、一躍人気作家に。ケイ・スカーペッタが主人公の検屍官シリーズは、1990年代ミステリー界最大のベストセラー作品となった。他に、『スズメバチの巣』『サザンクロス』『女性署長ハマー』、『捜査官ガラーノ』シリーズなど。

「2015年 『標的(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

パトリシア・コーンウェルの作品

ツイートする