ウイルフレッドの山登り―のばらの村のものがたり (講談社の翻訳絵本 のばらの村のものがたり)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061878662

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  • 秋、ウィルフレッドがはたおりねずみのリリィとフラックスの家で探検家の本を読んでいた。
    ハイ・ヒルズの山に毛布を運ぶことになり、ウィルフレッドもついて行くことに。
    装備品は本に書いてあったものをばっちり用意した。
    山の家に着き、毛布を渡して帰ることになるが、ウィルフレッドはまだ冒険がしたい。
    そこで、アップルおじさんと一緒にゆっくり帰ることに。
    ところが、ウィルフレッドが岩を登り、降りれなくなり、アップルおじさんが助けに登る。
    そうしているうちに夜になってしまい、野宿することに。
    ウィルフレッドが本で読んだ装備品を使って火をおこしたりして一夜を過ごす。
    帰りはいかだを作って川を下って、無事村まで帰ることが出来た。
    村のみんなに冒険話を聞かせると、金は発見出来なかったけれど、珍しい植物を見つけたことが分かる。
    ウィルフレッドは満足してベッドに入るのだった。

    探検家気分。
    本の中身がそのまま役に立つことも。

    巻末に登場人物一覧が載っていたけれど、最初からいろいろなねずみが出てきたので把握しにくかった。
    シリーズものの読者が対象というのもあるのかも知れないけれど。

    左が文章で右が絵。
    絵本とはいえ、文字量は多め。
    絵が細かくてきれい。

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著者プロフィール

ジル・バークレム(1951-2017)
1951年、イギリス・エセックス州エピングの森の近くで生まれ、自然
に囲まれた幼少期を過ごす。13歳の時に網膜剥離を患い、スケッチや
読書に没頭するようになる。ロンドンのセント・マーチンズ美術学院に
通うなかで、「野ばらの村」の世界観が生まれ、1980年に最初の4冊が
シリーズとして出版。その後、13 ヶ国語に翻訳され世界的な大ヒット
となる。1982年、ボローニャ国際児童図書展エルバ賞を受賞 。

「2022年 『野ばらの村の物語 アドベンチャーシリーズセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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