伊達政宗 (2)人取られの巻 (山岡荘八歴史文庫 52)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061950528

感想・レビュー・書評

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  • 巻が進むにつれて、面白くなってきました。

  • 5

  • いよいよ秀吉の登場!白装束や金の十字架、猿のしつけなど有名なエピソードがたくさん出てくる。
    政宗と秀吉のやりとりがとても面白い。

  • 伊達政宗の機転が見事。
    生きるか死ぬかの戦国時代なのに、凄く楽しそうな御仁。ほんとに心の底から楽しそうに生きてる感じがする。
    物語中、やっぱり年齢を重ねて考えが深くなってくるんだけど、それでもイメージはやんちゃ坊主。
    それと、戦国時代のお殿様方のやりとりが、意外と殺伐としてなくて驚いた。まぁ戦に発展するから殺伐とはしてるんだけど、お殿様同士の会話とかに悪戯があったりで面白い。喚くとみっともないからわざと悪戯されたんだ、みたいな見栄とかも面白い。
    伊達政宗の立ち振る舞いも楽しいけど、全般的に大名の方々はみんな面白い。

  • この巻でメインに描かれているエピソード、割と伊達政宗としては有名ではないだろうか。
    若気の至りとはよく言うが、10代で若気なんて有り余っているだろうにその如何で命や領地が左右された時代。
    凄いことだと思う。
    当時だからこそ「愚か」と言われたろうが、今そこらにうようよしている10代にはこれをしでかす度胸そのものすらないだろう。

著者プロフィール

明治四十年(1907年)新潟県に生まれる。十四歳で上京し、博文館印刷所に文選工として働く。長谷川伸に師事、山岡荘八の筆名を用いる。昭和二十五年(1950年)より、北海道新聞に『徳川家康』を連載開始。昭和二十八年(1953年)単行本の刊行が始まり、ベストセラーとなる、『徳川家康』により、第二回吉川英治文学賞を受賞。以後、歴史小説を中心に創作する。昭和五十三年(1978年)七十一歳で亡くなる。

「2023年 『水戸黄門 下巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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