- Amazon.co.jp ・本 (43ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062003957
作品紹介・あらすじ
あの名作『銀河鉄道の夜』が、影絵に!
少年ジョバンニは、親友カンパネルラに誘われて《銀河のお祭り》へ。偶然、銀河鉄道に乗ることになった少年たちの行方は、運命は? 名作が美しい影絵に!
感想・レビュー・書評
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以前、『銀河鉄道の夜』の原作者である宮沢賢治の半生を描いた『イーハトーブ幻想〜KENjIの春』という日本のアニメを見たことがあるのだが、そこで深く印象に残ったのは、宮沢賢治が資産家としての身分を捨てて教職や農業に転じ、農村改革に取り組んだこと、決して楽しい経験ではなかったが、その心の中には社会のさまざまな階層の均衡と融和を実現しようとする彼を支える力があったこと、そして、彼自身が嘲笑と苦役を経験し、それに耐えたことだった。
宮沢賢治自身の心の奥底には、自己犠牲の哲学があると言われているが、『銀河鉄道の夜』には、そのメロディーが作品の根底に流れているように思える。
中央館3F : 大型本
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https://opac.lib.niigata-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BN09938279?hit=3&caller=xc-search詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
銀河鉄道の夜の絵本は、いっぱいありますが、
藤城清治さんの影絵は、いちばんぴったりのような気がします^ ^ -
恥ずかしなら銀河鉄道の夜、初めて読んだ。
こんな話だったんだ。
胸がギュッと掴まれて、切なくて悲しくて。 -
岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00288199
少年ジョバンニは、親友カンパネルラに誘われて《銀河のお祭り》へ。偶然、銀河鉄道に乗ることになった少年たちの行方は、運命は?(出版社HPより) -
賢治の原作に清治が影絵と文を創る。
さまざまな宙の色。 -
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4歳。
多分、まだ内容はほとんど分かっていないけれど何故か度々読んでと頼まれる本。
途中で、分からないんじゃない?他の本にする?と聞いても、読んでと言われる。
お父さんがいつ帰ってくるのか、というのが気になってる様子。 -
悲しくて切ないけど、カンパネルラのように皆のために本当の幸せを探しに行くよ。幸せて自分のためにあると思ってたけど自分以外のために誰かに言葉や行動をすることで結果、それは自分の幸せになるんだよなー。幸せて複雑で幸せの概念もさまざまだよなー。はー幸せとは…なんぞえ?
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カンパネラが人のために死んだのが、とても切なく感じました。
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「銀河鉄道の父」を読んでから「銀河鉄道の夜」を初めて読んでみました。幻想的な世界観が藤城清治さんの影絵で表現されています。ジョバンニをはやしたザネリを助けて、カンパネルラは鉄道に乗ってやってきた。きっと行ってしまう前にジョバンニを励ましてくれたのだと思う。カンパネルラにとってのジョバンニも同様に。