- Amazon.co.jp ・本 (454ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062097963
感想・レビュー・書評
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2003/8/31★4
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913.6オク 2015.7.19
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120418
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意外性
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落ち着きの悪い終わり方でした
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救われないなぁ。
何とも言えない読後感。 -
渡辺祐輔、及川恭子、九野薫
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10ページ読んで疑問点がいくつか。ネタバレ、ってほどでもないですが。
なんで久野は少年の腕を折ったんだ?
なんで張り込み中にそんな騒ぎを起こしたんだ?
にしても
次々に事態悪化していくさまは痛快です。 -
警察、やくざ、流通、アカ・・・。混濁した社会の中で立つそれぞれの群像の弱さ、虚栄、狡さ、身勝手、逃避、社会に渦巻く恥部を深く抉る。多岐にわたって実によく調べ上げられており、恥ずかしながら初めて知る事実に目の覚めるような衝撃も受けた。「八方美人でいる方が孤独。」「自分の中から気負いとか見栄が消えて。」「言葉とは何と力のあるものか。」「黙って暮らしていた今までが馬鹿みたい。」「面倒なことは他人に任せ自分はいつも安全地帯。」「逃げない人がここにいる。」・・・力のある言葉に完膚なきまでに打ちのめされた。最近の著作とは趣を異にした一切笑いのない群像劇。