邪魔

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 997
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  • Amazon.co.jp ・本 (454ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062097963

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  • 2003/8/31★4

  • 913.6オク 2015.7.19

  •  

  • 120418

  • 意外性

  • 落ち着きの悪い終わり方でした

  • 救われないなぁ。
    何とも言えない読後感。

  • 渡辺祐輔、及川恭子、九野薫

  • 10ページ読んで疑問点がいくつか。ネタバレ、ってほどでもないですが。

    なんで久野は少年の腕を折ったんだ?
    なんで張り込み中にそんな騒ぎを起こしたんだ?


    にしても
    次々に事態悪化していくさまは痛快です。

  • 警察、やくざ、流通、アカ・・・。混濁した社会の中で立つそれぞれの群像の弱さ、虚栄、狡さ、身勝手、逃避、社会に渦巻く恥部を深く抉る。多岐にわたって実によく調べ上げられており、恥ずかしながら初めて知る事実に目の覚めるような衝撃も受けた。「八方美人でいる方が孤独。」「自分の中から気負いとか見栄が消えて。」「言葉とは何と力のあるものか。」「黙って暮らしていた今までが馬鹿みたい。」「面倒なことは他人に任せ自分はいつも安全地帯。」「逃げない人がここにいる。」・・・力のある言葉に完膚なきまでに打ちのめされた。最近の著作とは趣を異にした一切笑いのない群像劇。

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著者プロフィール

おくだ・ひでお
1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライターなどを経て1997年『ウランバーナの森』でデビュー。2002年『邪魔』で大藪春彦賞受賞。2004年『空中ブランコ』で直木賞、2007年『家日和』で柴田錬三郎賞、2009年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『最悪』、『イン・ザ・プール』、『マドンナ』、『ガール』、『サウスバウンド』、『無理』、『噂の女』、『我が家のヒミツ』、『ナオミとカナコ』、『向田理髪店』など。映像化作品も多数あり、コミカルな短篇から社会派長編までさまざまな作風で人気を博している。近著に『罪の轍』。

「2021年 『邪魔(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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